2005年1月アーカイブ

■今日の見出し
・最近の読書:ビールの文化史2 春山行夫の文化史6

(前説)
 眼鏡のフレームが曲がっており視界が乱れるので、眼鏡屋に行ってきました。
 自宅から近い順に、パリミキ、メガネのトップ、メガネスーパーがあります。
 最近、「優良顧客のみを囲い込むため、一見さんのメガネの洗浄や調整を有料にする店が現れた」そんなニュースを耳にした記憶があったため、財布を確認しての出発です。
 とはいえ、どこの眼鏡屋に頼むか悩んで、15分ほど自宅で経過です。
 パリミキは、なんだか高級感あるのであこがれますが、こういう作業を依頼するには申し訳ない気分で、敷居が高く感じます。
 トップは、学生時代に採用面接で不快な気分になったので、没です。
 というわけで、メガネスーパーへ。

 ……15分経過。
 激しく変形していたせいか、1人目だけでは直しきれないようで修理作業に高技術者が投入されます。
 そのあいだ、メガネのフレームを見て回りますが、ぶ厚いレンズが収まりそうなフレームとなるとみんな5桁の金額です。
 ううむ……。傷つけたら、大きな頭でフレームを歪めてしまったら、などと考えると無闇に着用してみるわけにはいきません。

 さて。
 20分近くかかりっきりで修理してもらっても工賃を請求されないのは嬉しいです。
 でも、一見さんを無償で修理してあげるからこそ、5桁のフレームになるのかなぁ、と複雑な思いで帰途に着くのでした。

■最近の読書
「ビールの文化史2 春山行夫の博物誌」著:春山行夫/刊:平凡社/資料度:★★★★☆(詳細情報/楽天ブックス利用2005年1月31日現在品切れ)

○どんな本?

 イギリスの18世紀頃のビール受容状況にはじまり、ドイツ、アメリカの状況に触れていきます。
 日本ではビールの本場といわれているドイツですが、ビールについては実は歴史が浅い国だそうです。
 そんなドイツで生まれたラガービールが、ドイツ移民によりアメリカに伝わり、そこから日本に流れてきた……そんな大きな流れを読むことができます。

 なお、「ビールの文化史」全2冊は、2巻目に収められている「あとがき」によれば、朝日麦酒株式会社の社報に1967年4月から6年間にわたり連載されたものをもとにしているそうです。
 私に馴染みの薄いアサヒビールがこういった作品を後押ししていたことに少々驚いてしまうのでした。

○ここが素敵

 十数年前に疑問に思っていたことに、一つの回答が与えられました。
 「なぜ、食堂では水を最初に出すのか?」という疑問です。
 水道の普及により水が一番安価に提供できるので、来店者に水を出しているのだろう。こんなふうに納得しておりました。
 ですが、時代劇などを見ていると茶店や居酒屋で一杯目に水を出すシーンを見ることはできませんでした。
 つまり、「水を出す」というのは、日本古来の風習とはとらえられていなかったかもしれないのです。

 本書で見つけた、この答の一つは、アメリカにありました。
 ビール不足で開拓する中、人々は代用酒を手に入れることも、茶やコーヒーを手に入れることもできないなかで、水の美味しさに気づいたのです。
 この流れにより、現在でもアメリカ人はミネラルウォーターを好む人々であり、食堂で水を出すようになったのだそうです。

○そして、こう思う

 個人的な印象です。
 アメリカのビール紹介記事付近から、現在の日本のビール界でも耳にするような言葉が増えてきました。
 そのせいか、後半は読むスピードが格段にUPしていきます。

 知らない語彙によって構成された本よりも、知っている語彙が出てくる本によって構成された本のほうが読みやすいということを再認識できました。

休養日

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 久々に朝5時まで飲んでいたため、一日休養をとっておりました。
 眼鏡のフレームを自分で直しきれず、照準の合っていない眼鏡で(車酔いのように)酔いかけるのでした。

 「休養」と書くとすごそうですが、ただ寝ていただけです。
 みなさんはすごそうだとは感じないって?

懇親会で大フィーバー

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■今日の見出し
・懇親会
・大フィーバー

(前説)

 久々にまっどさんと飲めました。
「読み手を意識せずに書いているのならば、もっと尖ったこと書けるはずでしょ」と指摘をいただきました。
 うーむ。
 私は普段の思考体系からして、中途半端に人目を気にしたり軽視したりしているからなぁ……。

■懇親会

 昨年お世話になったお客様たちと懇親会です。

 私の参加していたグループでは、お客様にコミュニティを提供し、その世界で発生した事件について、お客様の分身が出会ったことなどを読み物として提供するというサービスを提供していました。
 お客様は、我々の拙い読み物を通して、共通の世界を共有することのできる想像力豊かな方々です(特に私の担当部分が拙い!)。
 会員様同士も、会員様と運営側も互いに会う機会が滅多にありませんので、今回の懇親会は、各人が今までの思いを胸に集まってきていたわけです。
 などとさておき。

 準備していったボードゲームをプレイです。
 ここ数日、気合いを入れて準備しただけに、盛り上がりを見ると嬉しくなります。
 とはいえ、私の力というわけではなく、お客様たちのおかげです。ゲームは、「楽しもう」という気持ちを胸に訪れた人とプレイするのが一番ですね。

 交渉などと同じで、ゲーム開始前の雰囲気作りが重要なわけです。
 「このゲーム面白いの?」「もう一つの出し物のほうが楽しそう」などというマイナスの気持ちの参加者さんがほとんどだったら、ここまで盛り上がっていただけなかったことでしょう。

 しかし、こういうボードゲームは、時間と人数が必要なのが悩みの種です。
 2時間でも終わらないうえに、10人前後いないと盛り上がらない……。しかも楽しむ気が低い人がたくさん混じっていると盛り上がらない可能性は高い……。
 うーん。

 それだけ時間資源・人的資源が集まることは滅多にないと知っていたのでしょう。
 だからこそ、楽しもうとしていただけたのだと思うばかりです。

■大フィーバー

 懇親会が終わり、飲みに向かいます。
 運営側もお客様も成人だらけなので、がんがん酒が進みます。
 1年近いコミュニティの歴史が話と酒を進めていきます。

 お酒は人を開放的にするものです。
 いい意味でも、悪い意味でも……。

 飲み一次会は終わり、語り切れてない方々が二次会に残ります。
 1/4ほど減りましたが、まだまだお客様はたくさんです。

 というわけで、お客さんに会えて嬉しいのか、副親分がハッスルというか大フィーバー。
 焼酎をラッパ飲みするわ、それを吹いてまわるわ、私の眼鏡は変形させられるわ、飲み屋の狸の置物に殴りかかるわ、もうハッスル。
 副親分にはご迷惑/ご心配をたくさんかけてしまったので、ハッスルパワーを浴びせられても反論できないので、甘んじて受けるのみでした。

 三次会の話もありましたが、副親分のお世話を親分に任せて、私は脱兎の勢いで逃げ出すのでした。
 私のメガネが大変な目に遭っているときに、ぬくぬくお茶漬けを食べてほくほく顔だった親分が残るのは当然なことなのです。

100円ショップ行脚

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■今日の見出し
・備品調達

(前説)
 パソコン周りがまたまた乱雑になってきました。
 先々週に出かける前に部屋の整理をした際に、部屋の片隅の荷物の山をパソコンのディスプレイ上にずらした影響かと思われます。
 ……明日精算する予定の領収書が見つからないです。
 うぅ、不覚。

■備品調達

 近日プレイ予定のボードゲーム用に、コマとなる小物を探しに市内をさまよっておりました。

 小さな木片が入った積み木が欲しかったのですが、100円ショップにはないものですねぇ……。

 3時間さまよってあげく、どうにかダイソーさんでアクリル樹脂の置物を見つけました(水槽内装飾用)。思ったより端が角張っており、握ると少しちくちくしますが、おもにさわるのは審判役の私なので、そこは大目に見るとして。
 しかし、まぁ、なんです。
 100円だから仕方ないんでしょうけれど、質が荒いです。
 いわゆるクリア系のカラーだけに、荒さが目についてしまうかもしれません。
 うーん。

 しかし、ゲームの備品を準備するのもワクワクしますが、面倒なものです。
 大量生産するのならば、電話帳で金型屋を調べて交渉すれば単純な形のコマならば、1個あたり数十円で調達できるでしょう。
 とはいえ、がんばっても十数個つくる程度のゲームなので、そんな無茶はできません。
 ごくごく限られた層だけを狙った生産は、単価ベースを考えると悩ましいものです。

  ※  ※

 お経のCDを発見。
 使用頻度の高い4つのお経が収められているそうですが……。
 うーん、買って普段聞こうかな……。
 こういった信仰はお金ではなく、純粋な想いが大事なわけですから、安いCDでも問題ないとは思いますが。

千曲川とヤーコン焼酎

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■今日の見出し
・ヤーコン焼酎

(前説)
 ここのところ、作業中には「善光寺の一日」というCDを聞いています。
 長野オリンピックの時期に限定数千枚つくられたこのCDは、聞き手を落ち着かせてくれます。
 読経の声などお寺にふさわしい音の合間に、柴田秀勝さんの渋い声がナレーションとして流れ、荘厳な雰囲気を醸し出します。

 千曲川が流れる長野市にある善光寺は、無宗派という珍しいお寺です。そこがまた人が解釈を加える前の仏様の道を教えてくれるようなありがたさなのです。

■ヤーコン焼酎

 市内のへんぴなところに住んでいるせいか、全国一律運賃の西濃運輸カンガルー便はなかなか我が家までやってきてくれません(苦笑)。
 などぼやきながら、知人に送ったヤーコン焼酎の配達状況を西濃運輸さんのページから確認してみました。
 すると、

   受付 小田原  26日12時59分
   発送 小田原  26日20時26分
   中継 北大阪B 27日7時37分
   到着 松江B  27日13時34分
   持出 松江B  27日13時2分

 到着する前に持ち出ししているってどういうこと(笑)?
 西濃運輸さんの運送体制について知識がない私にとっては、いささかびっくりな表記です。
 まぁ、最終的に届けば、別に問題ないんですけれどね。

 どうにか18時に到着。晩酌に間に合いました。

 さて、親父殿を誘って晩酌です。
 私のほうから晩酌に誘うなんて稀有なことなので、親父殿も小喜びしてくれました。

 匂いをかいでみます。ヤーコン30%……とはいうものの、アルコール分25%がもたらす強い刺激しか私の鼻は感じ取れません(※花粉症持ち、そして今年はすでに杉花粉は飛び始めている?)。しいていえば、芋っぽい香りがしたような気がしますが……。

 一口目。口や喉に拡がる強い刺激……。
 25%というアルコール分は、普段4~6%程度の強さのビールしか飲まない私には強すぎたようです。味なんぞわかりゃしません(恥)。
 お湯割りの親父殿は、可もなく不可もなし、といった表情を浮かべております。

 気を取り直して、ハワイの深層水で薄めます。
 うむ、飲みやすい。1.5~2倍くらいに薄めてみたところ、無味ながらなかなか飲みやすいです。ちなみにカレーシチュウを食べながら飲んだので、味があまりわかっていないという説もあったり(苦笑)。 

 さて、ヤーコンとは南米ペルーの漢方っぽい芋のようなものだそうです。
 地元平塚でここ数年、町おこしのネタとして採用されている謎の作物です。
 このヤーコン酒は、年末には駅近くの酒屋で売り切れてしまうほどの大人気商品です。
 いや、年末だから生産が止まっていたので売り切れていた、という説もありますが。ちなみに、酒に加工しているところは長野県の佐久市というところです。千曲川という長野県や新潟県を縦断する水の美味しそうな場所にあるため、水もなんだかばっちりな気分です。
 千曲川つながりで 前説 ともつながりができて、書き手としては、ちょっとばっちりな気分が増していきます。

 もうちょっと飲んでみてからまた書くかもしれませんが、こんなところで。

(関連ページ)
取扱店 in 楽天市場
酒房 まいすがたさん>「湘南ヤーコン焼酎のページ」
 輸送費の安いコースや、贈呈用の化粧箱にも対応してくれる良識のあるお店さんです。

地元の焼酎

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■今日の見出し
・焼酎購入

(前説)
 眠気覚ましにゲームを起動。
 ゲームは「クロスファイアー」

 レベルドレインされて、こなくそーと経験値稼ぎに励んでいたら、あっという間に時が過ぎていく~~。
 少しまずいかも。

■焼酎購入
 地元の焼酎を楽天市場出店店舗さんから購入しました(まだ届いてないですが)。
 しかし、隣の隣の隣の市町村にある店から、自分の住んでいる市町村の特産品を取り寄せるなんて輸送コストが無駄っぽいです。
 これこそ贅沢なんでしょうけれど……。

 呑んでみてから銘柄を紹介します。

まったり

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 久々に朝起きて、夜まで起きておりました(15時に少しうたた寝してしまいましたが)。
 やはり、起きあがってしまえば、朝から起きていた方がどうやら頭の働きもいいようです。
 「ディプロマシー」の改造が進みました。
 そろそろ、ゲームに使うコマの調達しないとなぁ……。100円ショップでどれだけ調達できるやら。

  ※  ※

 昨日、ご紹介した「ボロボロになった覇権国家(アメリカ) 次を狙う列強の野望と日本の選択」(著:北野幸伯/刊:風雲舎/詳細情報・楽天ブックス)ですが、朝1時45分に在庫切れの連絡が来ました。
 夜が明けて、楽天ブックスのページで在庫チェックをすると「出版社に在庫確認」マークに変わっております。
 著者メルマガの案内では、25日発売と案内されております。

 うーん、書店流通というのも微妙なところがあるようですね。

 玩具店店員時代やゲームパーツメーカー時代に、ゲーム発売日のフライングで騒いだ経験を思い出し、ちょっと苦笑いです。

  ※  ※

 眠れずに、朝4時半にPHSで楽天広場を散歩です。
 ケータイ向けアドレスからだと日記部分しか覗けませんが、早朝だというのに数秒間隔で誰かが日記を更新しています。
 ほんとうに、ユーザーが多いんだなぁ、と思うばかりです。

  ※  ※

 しかし、毎日ブログに面白いことを書いて、メルマガも出して、自分のサイトも更新している人はスゴイです。
 わたしゃ、日記書くだけで精一杯です。

先達分析

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■今日の見出し
・ディプロマシーをみる

(前説)

 時間の無駄? などと思いつつ、メルマガを随分とっております。
 一時期は150通近くとっており50通まで減らしましたが、気づけば再び90通近くまで増えております。

 さて、無料メルマガでおもしろいテキストを読ませていただいております。
 そんななか
    「本になります!」
 などと案内されると、いつも 無料 で読ませていただいている負い目からついつい注文しそうになります。
 メルマガ連載分を再編集したのではなく、前編書き下ろし、などと言われると読みたくなってしまいます。

 でも、アマゾンでの書籍部門売り上げ1位を狙っての、購入キャンペーンのおまけはハズレが多いような気がしてなりません。
 といいますか、おまけがハズレならば中身も(後略)。

 さて、「ボロボロになった覇権国家(アメリカ) 次を狙う列強の野望と日本の選択」(著:北野幸伯/刊:風雲舎/詳細情報・楽天ブックス)は、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」の著者です。
 感情論に流れがちなマスコミの論調から離れた冷静な外交感覚を見せてくれるメールマガジンです。
 25日発売だというのに、もう楽天ブックスで注文可能です。珍しいことです(苦笑)。

■ディプロマシーをみる

 名作ボードゲーム「Diplomacy」の地図配置をあらためて見ております。
 このゲームは、第一次世界大戦直前の欧州を舞台に、プレイヤー(遊ぶ人)は列強国として覇権を争うものです。
 武力衝突を解決するシンプルなルールと、必要とされる交渉の大切さが、先進国の大人のゲーム好きに愛されているゲームです。

 今度、このルールを用いた自家製の地図で遊んでみようと思い立ち、地図をいじっているところです。
 ですが、これだけ愛されているには、地図上の各国の土地配置にも工夫があるはずです。
 そんなわけで地図をあらためて見直しているところなのでした。

 いかん。
 現在作成中の地図では、ゲームの雰囲気のコンセプトがずれそう……。海軍の力がこれでは軽視されすぎ……。
 など呟きつつ、頭を悩ませるのでした。

ビールと「ビールの文化史」

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 粉雪混じる重い空。
 そんななか自転車で最寄り駅まで向かい、打ち合わせをしてきました。
 電車のなかでの読書は、「ビールの文化史2」(詳細情報/楽天ブックス利用←売り切れ)。
 打ち合わせで飲むのは、ビール。
 ホップの苦さがちょっと苦手な私は、トマト酒のビール割りに大喜びです。
 トマトの甘さがホップの苦みを消して、コンビニなどで見かけるフロート入りのかき氷のフロート部でしか味わえないような、質のよい甘さとなって体中に拡がっていきます。

 人々を魅了して止まなかったビール。
 その魅力は21世紀を生きる我々をとらえて放さないのだ。
■今日の見出し
・今日の読みおわり「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」

(前説)
 今日はちょこちょこっと作業をしております。
 呑みの誘いもお断りし、作業でございます。
 シャープペンシルでゲーム盤の下書きをつくり、画像いじりソフトで人様に見せられるレベルに持っていく……と。
 人様に見せられるレベル?? そこまでやれる自信・実績はないものの、それなりに見せられるレベルに持っていけそうな気にしてくれる道具(ソフト)はあるわけで。

 マップつくって試作1号を作成。
 そのあと、地図上の各勢力配置を検討して……云々。
 なんとなく3月の予定に間に合いそう。

 もっと形になったら、このボードゲーム企画の案内ページ公開しますので、しばらくお待ちください。

■今日の読みおわり
「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」著:春山行夫/刊:平凡社/資料度:★★★☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用現在品切れ)

○どんな本?
 詩人、随筆家である著者が、蒐集した様々な書物をひもときながら、博物的な雑学を披露する博物誌シリーズの6巻目。
 ビールをめぐる文化的側面を2冊にかけて収めている。

 本書では主に欧州方面のビール作成の歴史、受容史が描かれています。(ここまで20日記事の再録)

 本書の後半では、イギリスのエール/ビールの受容のされ方、居酒屋のあり方などが本書では扱われています。

○そして、こう思う
 現代よりも娯楽の少なかった昔、大衆酒の消費は激しいものだったのでしょう。
 本書によれば、たびたび、エール/ビールへの価格指定が行われていた記述が行われていたそうです。何度も何度も価格への介入が行われ、酒造業者の利益をギリギリまで削り、大衆がたらふく飲めるように令が布告されたのです。

 さて、エールとビールです。
 一昨年、東京の恵比寿ガーデンプレイスにある麦酒記念館に行ってきたことがあります。
 そこでは、タイミングがあえばエールを試飲することができます(有料ですが)。

 エールは、ホップがない分、ビールよりも薄く甘く感じられたような記憶があります。
 歴史のなかでビールに負けてしまったその味は、負けてしまってもしかたがないだろうと感じさせるほど、口の中に拡がる刺激の弱さなのでした。

(関連ページ)
恵比寿麦酒記念館

冬の葡萄 スチューベン

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■今日の見出し
・冬の葡萄

(前説)
 無料ということで「Skype」というソフトを試しに導入してみました。
 すすめてくれたのは、イワイシ殿。

 どんなソフトかといえば、インターネット同士で通話料無料の会話型のしめるソフト。
 アステルの音質よりもいい感じです。

■冬の葡萄

 朝。
 葡萄が到着しました。
 今年も、よく熟れた見事な粒でいっぱいのスチューベンです。

 数年前にNHK教育テレビで紹介されていた青森産の葡萄です。
 秋に収穫したものを貯蔵しておいて、冬に美味しく食べることができるという贅沢な果実。
 夏~秋に食べられる巨峰とは別ベクトルの芳醇な甘さがなんとも形容しがたいものです。

 今回、楽天市場で取り扱い店舗を探してみたのはいいのですが、なぜか、生産している団体から直接買うよりも楽天出展店舗から買うほうが安いということに気づいてしまいました。
 小売り専門の人のほうが経費などの面が少なくてすむような工夫をしているから、店舗さんから買うほうが安いんでしょうねぇ、たぶん。


>関連ページ
農業法人 津軽ぶどう村さんのページ
:青森のスチューベン作りに従事している農家の皆さんの集まり。有限会社。
あじの細道さんの販売ページ
:津軽ぶどう村さんの葡萄のようです
かめあし商店さんの共同購入ページ
:津軽ぶどう村さんの葡萄のようです
青い森のグルメさんの共同購入ページ
:青森県ぶどう生産貯蔵組合さんの葡萄だそうです

■今日の見出し
・今日の読みかけ「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」

(前説)
 旧正月のサイトリニューアルにあわせて、Movable Typeでブログを立ち上げてみようと試行錯誤……。
 ん? データベース用のディレクトリ?
 データベースはよくわからないので一時あきらめましょう。

■今日の読みかけ
「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」著:春山行夫/刊:平凡社/資料度:★★★☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用現在品切れ)

○どんな本?
 詩人、随筆家である著者が、蒐集した様々な書物をひもときながら、博物的な雑学を披露する博物誌シリーズの6巻目。
 ビールをめぐる文化的側面を2冊にかけて収めている。

 本書では主に欧州方面のビール作成の歴史、受容史が描かれています。

○知ったきっかけ
 数年ぶりに寄った地元の古書店で、このシリーズが置かれていたのを発見。
 価格的にも妥当なものだったので、文体もろくに確認せずにまとめて購入したものです。

○そして、こう思う
 著者 春山行夫氏については不覚にも知らなかったため、はずれかな~と危惧しておりました。ですが参考にした資料名も文中で多数紹介されており、内容もかなりいい感じです。
 20世紀の著名な詩人さんだったようですが、近代文学史は熱心に勉強しなかったので、よく知らないです。

読書:英語屋さん

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■今日の見出し
・今日の読書:「英語屋さん」

(前説)
 昨晩はハードディスクのバックアップをとっておりました。
 最近は滅多に聞かない音楽データやら、年末につくった本のデータとかCD-R1枚ではおさまりきらない量です。
 というわけでブランクDVD-Rを挿入です。

 ……れれ?
 アクセスランプ点灯しっぱなし?

 DVD書き込みドライブをよくよく調べてみればDVDRに対応していないじゃありませんか……(泣)。DVDR、DVDRWに対応ですか。
 DVD-R5枚のパックにおまけでDVD+RW1枚がついていたので、とりあえずのバックアップはできましたが、「-R」はどうしたものやら。
 ドライブとDVDのメーカーが一緒だったから問題ないと思ったんですけれどねぇ……。

 なぜにこういうことが起こるのか?

1)書き込み可能DVDに複数の規格があるから
2)自分のパソコンで対応している規格を覚えていないから

 と答えるのは簡単です。
 これだけならば誰でも書けることだと、師匠の一人まっどさんに悲しそうに言われますので、もうちょっと。

 1)は規格ごとに技術(特許)があり、技術を管理している団体以外がその技術を使おうとするとお金がかかる、ということがそもそもの問題でしょう。
 2)は「覚えないユーザーが悪い」といってしまえばそれまでですが、なぜ覚えないのかを突き詰める必要もあるでしょう。

○1)について
 企業は営利団体です。
 利益を上げることで企業の目指す社会的役割を達成するため、さらにがんばる集まりです。

 書き込めるDVD規格をつくることで、たくさんのデータを収められる便利な品を社会に提供できました。
 でも、これにはお金がかかります。

 別の集まりも「書き込めるDVDは便利だ。もっと社会に広めなければ」と書き込めるDVDや書き込む機械をつくろうとします。
 でも、規格を作った集まりにお金をせがまれます。
 せがまれると機械は高くなってしまいます。

 その別の集まりは、せがまれないよう、別の方法で書き込むDVD規格をつくってから、機械をつくることにしました。

 ということを繰り返していったら……複数の規格が並立することになったわけです。

 とはいえ、消費者にとってみれば、同じ効果(DVDに書き込める)のならばどの規格でもいいわけでして。
 なやましいものです。

○2)について
 人間は、たま~にしか使わないことについてまで気を配りきることはできません。
 週に幾度もDVD書き込みをするのならば、対応しているDVD規格を覚えることも手間と感じないでしょうが、1ヶ月~季節に1回程度では覚える手間をめんどくさく感じます。
 覚え(られ)ないことはよくあることなのです。

 というのは、「おぼえないひとはわるくない」という言い訳です。

 でも間違えて買って、お金と時間を損するのは各人です。
 まだまだ書き込みDVDは安価とは言いがたいです。
 人はそのコストによる苦痛を糧に成長するものなのです。

 本題よりも長い前説……まずいかな(苦笑)。

■今日の読書
英語屋さん
「英語屋さん ――ソニー創業者・井深大に仕えた四年半」著:浦出善文/刊:集英社・集英社新書/面白度:★★★☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用

○どんな本?
 英語担当の祐筆(書記)みたいな立場でソニー創業者に仕えた日々を描いた随筆集です。
 雑誌連載をもとにしているせいか、堅苦しくなく読みやすい本です。

○ここが素敵
 著者が創業者にふさわしい〈格調高い〉英文を身につけていく過程で手に入れたであろう、他者への思いやりあふれる文体は、読者をぐいぐいと読み進めさせます。そのぐいぐいさそってくる感覚がまた心地よい魅力にあふれております。

○知ったきっかけ
 本書はベストセラーとして各書評で話題になっていたこともあり、タイトルだけは私も耳にしておりました。
 発売当時は「ベストセラーは読まない」というへそ曲がりな性分が強かったこともあり、今まで読まずにおりました。
 ですが、著者浦出さんのメールマガジン「英語屋さんの作りかた」にて、滑らかな語りに触れていくうちに読む気になったわけです。
■今日の見出し
・最近の読書:君主論

(前説)
 楽天広場の仕様が変更になりました。
 トップページに日記を掲載している場合の、日記記事の表示方法が変更されたのです。

 今までの仕様では、冒頭部分だけ掲載され、続きを読んでいただくには「続きを読む」をクリックする必要がありました。
 冒頭だけ眺めて、最後まで読むべきかを読み手にゆだねることができるシステムでした。

 新仕様では、全文が掲載される形になっています。
 この変更自体は、とることのできる演出の幅が増えるので歓迎すべき事態です。

 ですが、今朝、仕様が変更となり、楽天広場全体的に、自動的に全文が掲載される設定とされております。
 今までの仕様のつもりでデザインされている各ページでは、縦長ページがオンパレードすることになっているわけです。
 短い日記を1週間分程度を縦に配列されていたものが、長い日記を1週間分程度の長い日記が縦にずら~っと。

 広場ユーザーは、自分のサイトデザインのイメージを考え、トップページに複数の日記が掲載された縦長のページが望ましいのかを少し考える必要があるでしょう。
 考えた後、設定をいじるかどうか結論が出ていると素敵ですね。
 なお、設定は、「基本設定」>「表示件数の設定」からいじるようです。

■最近の読書
「君主論」著:ニッコロ・マキャヴェリ/訳:河島英昭/刊:岩波書店・岩波文庫/面白度:★★★★☆(詳細情報/楽天ブックス利用

 やっと読み終わりました。決して読みにくい本ではないのですが、冬は眠くていけません……。

○どんな本?
 1500年頃のイタリアで、敗れた派閥に属していた著者が、新しい主に提出したイタリア統一のための、あるべき君主像を描いた小冊子です。
 見た目の情けや慈悲に流されない、その支配への心構えは、冷血な支配スタイルをあらわす(著者とは無関係に)「マキャベリズム」などの概念を導き出しました。

 その後、欧州で禁書指定される時代もあったということです。

○ここが素敵
 世界史の授業などでタイトルだけは聞いたことがあるという方も多いかと思います。
 1500年という今から500年前の政治関係の書物ですが、現在にも通じる基本概念を多く含んだものです。
 一消費者、一庶民としての視点が強く強調される現在において、こういった大局的な視点を持つよう求めてくる書物を覗くことも、選挙に投票しに行く際に役立つことでしょう。

 古典ということで読みにくいかと思われるかもしれませんが、「小冊子」として編まれただけあって、分量としてはたいした量ではありません。
 訳注などを無視して読んでいけば、数時間もあれば読み切ることが可能でしょう。
 逆に、訳注をチェックしながら、本文を追うと、本文を読み進めるというリズムが乱れ、読む手間が増えてしまうことになります。

 時間がない方のために、私が偏見で読むべきポイントを選ぶとすれば、次のようになります。

 一つは、第1章で政体(≒政治体制)の種類、第12章で軍隊の種類を読み、気になる政体、軍隊を扱った章。
 もう一つは、第15章~第19章の君主の心構えについてです。
 心構えについては、現在の集団内でのリーダーシップのあり方としても、役立つことが多々載っています。

 24章~26章については、当時のイタリアを具体例としてあげたものですので、時間のない方はあえて読まずに無視するのもありです。
(本来ならば、著者が一番アピールしたかったところでしょうが)

 歴史物語として楽しもうというのならば、各章の記述の裏にある歴史背景を訳注から読みとっていくのがベターでしょう。

読みかけ読書:君主論

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■今日の見出し
・読みかけ読書:君主論

(前説)
 また夜型になりつつあります。
 朝起きて夜寝ないとねぇ……。

 でも、花粉が飛ぶ昼間を避けて夜間活動できるように春へ向けて調整を開始すべきなのかも……(嘘)。

■読みかけ読書:君主論

 未だに読みかけの「君主論」(詳細情報/楽天ブックス利用)に次のようにあります。

〈そして人間は本性においては、施された恩恵と同様に、施した恩恵によっても、義務を感じあうものなのである〉「君主論」第8章



 「縁」「結びつき」がつくられ、その関係が維持されるようになるには対象事物に与えることだけではなく、対象事物から受け取ることも有益だということです。
 現代のマーケティングなどでもこの考えは利用されています。

 「自分が育て上げるのに協力した」ブランドという話を聞くことがあります。
 「地元の土建屋さんが育て上げた」代議士先生だとか。

**

 という話から先日のTRPG需要は増えるのか?」(2005年1月14日)の続きを書こうと、メモを書いていたのですが。

食べ過ぎで一日休み

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 昨晩食べ過ぎたため、そこそこぐったりしてます。

 ビールでたっぷんたっぷん。
 揚げ饅頭で満腹満腹。

 帰りに抹茶シェイク風ドリンク……。

 消化を担当される諸器官のみなさま、ごめんなさい。
■今日の見出し
・横浜西口古書まつり
・二次会

(前説)
 雪が予報されるなか、出かけるのは、やっぱり寒いことです。

■横浜西口古書まつり

 二次会に誘われた友人たちとの待ち合わせ時刻よりもずいぶんと早く現地に到着してしまいました。
 久々に横浜の商店街をぶらついていると……「横浜西口古書まつり」なるポスターを発見です。ポスターに従い駅から10分ほど歩くと会場のふれあい広場に到着です。
 10分たってもまだ続くのですから、横浜の地下街は広いものです。などと田舎者丸出しの感想を抱いてみたり。

 神奈川県内の古書店が在庫を持ち寄っているようです。
 ブックオフではお目にかかれないような味のある書籍が揃っており、気づけば待ち合わせ時間ギリギリまで滞在してしまいました。
 思わず二次会の参加費を使い果たすほど買い漁りたくなってみたり。

 さて、「数学名言集」(著:N.A.ヴィルチェンコ /訳:松野武/刊:大竹出版/詳細情報/楽天ブックス利用
、文学部入学したばかりの英米学生向けの「文学の学び方」(著:レオン・タウンゼント・ディキンソン/訳:上野直蔵/刊:南雲堂詳細情報/楽天ブックス利用)などに心惹かれました。
 名言集:名言だけで、各名言を創った数学者の背景説明などはいっさいないところが媚びてなくて素敵です。
 学び方:なんだかんだで私は文学部卒です。でも、文学って何なのか未だにわかりません。
 そんな負い目もあり、こういうテーマだとついつい中身を覗いてしまいます。
 ……中は、文学の各形態の紹介に、論文の書き方などです。文学について考える切り口には使えそうですが、うーんうーん。

 なんだかんだで買ったのは「時代考証うらおもて」(著:林美一/毎日新聞社 昭和44年の本のせいもあり楽天ブックスにはないわけでして)だけです。
 二次会出席時に荷物になるのであまり買いたくはなかったので、今日はあまり本を買うつもりはなかったのです。
 でも、時代考証の仕方を学んでおくのはTRPGや物語の資料作りに役立つはずです。

(関連ページ)横浜西口古書まつり(23日まで)
 有隣堂横浜西口店 フェアのご紹介
前田さんの手作りケーキ
■二次会

 結婚式の二次会に行ってきました。
 新郎は、ともに「Friendship」という仲間内のサイトグループ群を構成する「Cocktail Bar Misago」管理人さんです。

 多彩な趣味の一つに、お菓子作りがあり、結婚式前夜も遅くまでケーキを準備されていたそうです(右写真)。

 利きビール、利き茶、利き芋(?)大会など多彩な企画で、まったりと盛り上がった素敵な二次会でした。

 末永くお幸せに~>ご両人。


 さて、ネットゲーム(オンラインRPG)で知り合ったとかそうでないとかいうのは、ゲームというモノに関わる人間としてはある種の嫉妬を感じるものです。
 そのゲームが、それだけ濃いコミュニティを作り出せたということだからです。
 ゲームだけでなく、あらゆるコンテンツはそういった濃いコミュニティを作り出すことができれば強い価値を有しているというわけなのです。
 嫉妬しなければならないのです。

 利きビールで腹パンパンに膨らませてゲップを繰り返している場合ではないのです。
■今日の見出し
・今日の読みかけ:君主論
・TRPG需要は増えるのか?

(前説)
 歯磨き粉「ジェルコートF」(詳細情報/ソニープラザ)を新品に変えました。2年近くもったのかな? お世話になっている歯医者さんに置かれていたもので、パッケージにも「歯科用」とある頼りになるヤツです。

■今日の読みかけ
「君主論」著:ニッコロ・マキャヴェリ/訳:河島英昭/刊:岩波書店・岩波文庫/面白度:★★★★☆(詳細情報/楽天ブックス利用
 今日は第9章~第13章です。
 (豪商を中心とする)市民に立脚する政体、聖職者の政体という話から、軍事制度に関する話への移行部分です。
 傭兵軍、援軍、自軍という戦力のなかで、君主が頼りにしてよいのは自軍(自前の軍隊)だけ、そんな話です。

 傭兵軍は金目当てで集まった連中なので、敵軍と命をかけて戦ってくれるわけはない。敵に勝ったとしても、傭兵と傭兵隊長の絆が強くなり君主の座が危うくなるでしょう。
 つまり、傭兵軍は頼りにならないという結論です。

 援軍はといえば、傭兵軍よりも訓練がされており、命をかけて戦うことにも馴れており、戦力としては頼りになります。ですが、援軍というのは援軍の主の意向に縛られるものであり……、敵軍がいなくなった後、援軍の主が君主の座を危うくすることでしょう。
 つまり、援軍は目前の危機を脱するのには適しますが、次の敵を招き入れるようなものだというわけです。

 「君主論」(詳細情報/楽天ブックス利用)は、日本の戦国時代のようにたくさんの勢力に分かれていたイタリアで書かれた作品です。
 陸続きにフランス、ドイツという強大な勢力があり、その勢力が進出を狙っていたということもあり、日本の戦国時代以上に油断ならない時代だったことでしょう。

 その歴史背景を考えないと、傭兵軍、援軍、自軍についての話は理解しきることは難しいかもしれません。
 性善説に生きる人にとって見れば、助けの手を差し伸べてくれる援軍を疑うことなどひどい話に見えることでしょう。

■TRPG需要は増えるのか?

(この節は、「TRPGなど知らない」「そんなものはどうでもいい」という方にとってみればどうでもいい話題です。
 限りある人生です。ほかの記事をお読みください。ページ上部の「ランダム」あたりをクリックすれば、ほかの日記を覗くことが可能です)

 TRPGという娯楽の一形態がございます。
 コンピュータゲームの一形態の、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)の親戚です。
 仮に、電報が電話に派生/進化するまえの形だとすれば、TRPGはコンピュータゲームのRPGに派生/進化する前の形となります。
 まぁ、TRPGの実際については一昔前の記事になりますが、「TRPGって何?」TRPG蛇行道!所収)をご参照ください。(今年あたり、この解説記事もリニューアルしたいとは考えておりますが)

 さて、現在では電報と電話は別物として、別の需要に対応しております。

 ですが、TRPG愛好者の間では別物だということをときどき忘れてしまうようなんです。
「コンピュータゲームのRPGがすっかり一ゲーム文化と化したのだから、TRPGももっと売れるはず!」
 とか
「コンピュータゲームのRPGのもとになったTRPGは優れているのだ!」
 などと思ってしまいがちなのです。
 私も心の奥底ではそんなことを思っているんじゃないか、と思う日もあります。

 でも別物なんですよね。

 コンピュータゲームのRPG(CRPG/コンシューマRPGと略されることがありますので、本記事でもそう表記させていただきます)は、プレイヤー1人で30分~4時間/1回あたり TV画面の前にじっと座り込んで遊びます。
 1回で終わることは少なく、数十回かけて遊ばれますね。
 ゲームの紹介記事を見て、量販店でゲームソフトとゲーム機を買ってくれば、かんたんに遊ぶことができます(部屋の状況によってはTVやディスレプレイモニタが必要なこともありますが)。

 TRPGは、2人~8人くらいが集まり、2~10時間/1回あたり テーブルの周りに座り込んで遊びます(テーブルを軸にしているのでテーブルトークRPGですね)。
 1回で終わることもあれば、十数回かけて遊ぶこともできます。
 ゲームのルールブックを買い、どうにかこうにか遊ぶ仲間を見つけ出し、皆が集まれる時間調整を行い、会場を確保することでやっと遊ぶことができます。

 遊ぶまでの過程を見るだけでも別物であることは明らかでしょう。

 そんな違いを無視して、CRPGでは自由にできない冒険物語をTRPGならば紡ぎ出すことができるんだよ~、と誘うのは無茶なわけです。

 TRPG需要を増やすためには更なるアプローチを考えなければならないわけでして……(続きます)

ブログぐるぐる

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■今日の見出し
・ぐるぐる
・ありがとうございました

(前説)
 父が呑んだ勢いで買ってきた 紫芋チップス をポリポリ、ポリポリ食べたせいか、やけに排便・排ガス回数の多い一日でした。
 まだ匂い発信システムがネット対応していないので、みなさまに匂いをまき散らすことがないのが幸いです。


 ところで、たまにはゲームについて語ってみようかと思いました。
 でも、それはまた今度。

■ぐるぐる

 ブログが一般的にどのように存在しているのか、受容されているのかを感じるためにメルマガやブログで紹介されているブログをぐるぐるまわっておりました。

 まぁ小難しく書いてみましたが、おもしろいブログとはどんなものなのか? それをつかもうと思っていたわけで。

 なんとなく感じたことを少しだけまとめてみます。
 飽きっぽいうえにめんどくさがりなので、これで勘弁してくださいませ。

○コメント数、トラックバック数
 コメント数、トラックバック数の投稿数と話題のおもしろさ・興味深さは比例しない。

 楽天広場ではログイン状態で広場内の各ページを覗くと、アクセスログで各ページの管理人がどの楽天ユーザーが覗いたかを見ることができるようになっています(楽天の非ユーザーや非ログイン状態の楽天ユーザーの閲覧はプロバイダ名が表示されます)。
 そのせいでしょうか、覗きに来てくれた楽天ユーザーのもとへ「覗きに来てくれてありがとう」とコメントを入れるユーザーさんがいらっしゃるようです。
 楽天広場側自体もそういうことを推奨するかのようなシステムデザインをしているような匂いもしますけれど(苦笑)。

 ありがとう、という感謝の念は素敵なことですが、挨拶だけでコメントをつけた記事や、トラックバックをつけた記事の内容に無言及なものはどうかと思うたわけです。

 というわけで、上の結論でした。

■ありがとうございました

 12月のアフィリエイト売り上げが2点ございました。
 どこのどなた様か存じませんが、ありがとうございました。

 とはいえ……、自分のプッシュした店が売れたわけではなく、買い物に行く前にこのページを通っていただけたというだけなんです。

 興味深い日記となっているわけでもなし、メインのHPの更新も1年近くお休みしていることを考えれば、このページの閲覧層はどうなんだろうなぁと自省するばかりです。

本棚増設

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■今日の見出し
・本棚増設
・今日の読みかけ「君主論」

(前説)
 過去の日記を追加しました。2004年11月29日、26日です。
 ともにもう少し加筆するつもりでしたが、いつまでたっても加筆しそうにないので、掲載です。

■本棚増設

 ドン・キホーテさんで買ってきた文庫本用の本棚を組み立て、部屋に設置しました。
 100円ショップの組み立て式の小さなドライバーでネジを締めたせいか、中指にタコができました。1時間程度の作業だというのに……。

 本棚設置スペースを作るために、少しだけ部屋の整理を行いました。

 足の踏み場が広がり、なんとなく気分も晴れやかです。

■今日の読みかけ
「君主論」著:ニッコロ・マキャヴェリ/訳:河島英昭/刊:岩波書店・岩波文庫/面白度:★★★★☆(詳細情報/楽天ブックス利用
○どんな本?
 ニッコロ・マキャヴェリという官僚が、次世代の支配者に対し政体統治のための心構えを書いた本です。
 ダンテなどの影響を受けたその文体は、かなりわかりやすいテキストです。
 もっとも、深い意味合いを知ろうと思えば、注釈まで読み込まなければなりませんが。

○現在の位置

「第8章 極悪非道によって君主の座に達した者たちについて」を読んでおります。

読書:本当の自分を見つける本

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■今日の見出し
・「日本語練習帳」
・読書:「本当の自分を見つける本」

(前説)
 先日買ってきた本棚の置き場所に悩んでおります。
 枕元に置こうかと思っているのですが、高さ90cmの本棚が収納物といっしょに倒れてくる事態をイメージすると腰が引けます。
 部屋の収容力の限界が見えてきたので、廊下に飾ってあるチョコエッグ(主にクラシック)を片づけて、そこに本を置くことも考えつつ室内の配置換えをしないとなぁ……。
 部屋の底が抜けるのも怖いし。

■「日本語練習帳」
日本語練習帳
「日本語練習帳」著:大野晋/刊:岩波書店・岩波新書/資料度:★★☆☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用

 どうにか全問終わりました。
 172点。ABCの3段階評価でBです。
 Cでなくてよかった……とほっとしかけますが、敬語関連の問題が半分以上壊滅というのが恥ずかしいです。

 ところで、問題で指示があり夏目漱石の「こころ」を途中まで読みましたが、読みやすくて心地よい文章ですね。
(関連ページ)
「青空文庫」 ←著作権消滅した夏目漱石の作品もここで読めますね!

■今日の読書

「本当の自分を見つける本」著:宗像恒次/刊:PHP研究所/満足度:★★★☆☆(購入リンク ※1月12日現在 楽天ブックスでは品切れ)
○どんな本?
 主にビジネスマン向けに書かれた雰囲気の自己カウンセリング本です。
 前半は、著者がイイコ症候群と分類する性格習慣を持つ人々について、後半はそれを補正し、どう生きていくかに触れています。
 豊富なチェックリストにより、自分の性格傾向(他者への依存性が強い など)もつかむことができ、このジャンルへの入門書としても最適です。

お飾り外し忘れ

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■今日の見出し
・お飾り外し忘れ

(前説)
 今日も今日とて「日本語練習帳」とCrossfireです。
 日本語文法のとらえ方は、各研究者で違うところもあるので「ちょっとどうかなぁ」と思うところもありますが、考えさせられる書物ではあります。

■お飾り外し忘れ

 気づけば昨日、地元では神社で どんと焼き が行われてしまいました。
 でも、私の自転車にはお飾りがついたままです。外し忘れておりました。

 子どもたちが各家庭をまわって正月のお飾りを集める――そんな習慣だったはずです。おそらく、土曜日に家族全員が家を空けていたせいでしょうか、お飾りを持っていってもらうのを忘れておりました。

 まいったなぁ。お飾りをゴミ回収に出すわけにも行かないし……。

まったりゲーム

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■今日の見出し
・ゲーム:Crossfire

(前説)
 「日本語練習帳」(大野晋著/岩波新書)の練習問題にアタックしております。この本の流行からかなり遅れておりますが(苦笑)。
 45問中、現在8問目。
 普段、いかに考えずに直感だけで言葉を使い分けているかを痛感させられます。

■ゲーム:Crossfire

 2D見下ろし画面式のオンラインRPG「Crossfire」に挑戦しております。
 英語圏でフリーゲームとして開発されているので、資料やゲーム内テキストもすべて英語です。やりこんでいる友人らにゲームのTipsやゲーム内資産を融通してもらいつつのチャレンジです。

 ようやく魔法が使えるようになりましたが、鎧や剣をごつごつ装備しているせいでしょうか、魔法の発動判定にペナルティかかっているようです。というわけで失敗しまくりです。
 ううむ。

(関連ページ)
 Crossfire RPG Japan Web Site ←ゲーム情報満載です

まったり新年会

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■今日の見出し
・新年会
・読み途中:「the21」2月号

(前説1)

 「ゲームマーケット2005」申込書を投函しました。
 このイベントは創作ボードゲームや中古ボードゲームなどの即売会です。
 今年は数年ぶりに新作を出せそうです……。

 公式サイト:ゲームマーケット公式サイト

(前説2)

 夢を見ました。
 1週間前に年賀状を出してほっとしていたというのに、夢の中では12月です。
 また年賀状のネタを考えなければ……夢の中でため息をつくのでした。

 1月3日に当日記に次のように書きました。

> 年賀状を出した相手から「差出人の住所を読めなかったので、メールで返礼しました」(意訳)という電子メールを頂戴しました。
> 今年はペン習字を復習するかなぁ……。

 「届いた年賀状に住所がありませんでした。文字が読めなかったわけではないのでペン習字勉強しなくてもかまいませんよ!」(意訳)と相手からメールを頂戴しました。
 ……漠然と不安に感じていた「住所を書き忘れた」という疑惑は口に出せませんでしたが、やっぱり書き忘れていたようです。
 10数年前には、男友達宛の年賀状を別の女友達の住所に出した実績があります(宛名欄の名前は男友達)。その男友達と女友達はいい仲でしたので、騒動になりませんでした。その2人が別れた仲だったりしたら目も当てられなかったでしょう。

 というわけで住所書き忘れたうえにご心配おかけしてしまい、大変失礼いたしました>Mさん。

■新年会

 まぁ、なんといいますか、新年会へ行ってきました。
 店の雰囲気はよかったのですが、ぐるなびでアピールしていたコースメニューは割高なコースだったようでして……。
 出席いただいた皆様にご指導を頂戴しました。ううむ、忘年会は雪辱戦だ!

 下調べ無しで会場を決めるのは無茶、この当たり前といえば当たり前の事実を再確認したのでした。

 手配していなかった2次会会場を探す際に、コスプレ居酒屋を覗いてみましたが……入り口付近で別のお客さんが呟いておりました。
「ここは大人気で、予約していたからどうにか入れるんだ~」
 自慢してるね~、とか思いつつ覗いてびっくり。
 満員御礼な状態です。お客さんは男性ばっかり。

 みなさん、お好きですね。

■読み途中:「the21」2月号

 今月のキーワードに……「ハガレン」が紹介されています。

 スクウェア・エニックス刊の少年向け漫画「鋼の錬金術師」の略称です。
 先月の「メイド喫茶」に続いて、マニアックな単語が続いてきております。
 今冬に入れ替えになった編集者の意向なのかと考え込んでしまいそうですが、このビジネス誌の購買層にもファンが多いということなのかもしれません。
■今日の見出し
・読書:「話が面白い人」のちょっとした習慣術

(前説)
 家族が風邪をひきました。
 週末冷え込むようですので、みなさまもお気をつけくださいませ。

■今日の読書
「『話が面白い人』のちょっとした習慣術 成功をもたらす実践コミュニケーション」著:高島秀武/刊:青春出版社/満足度:★★★☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用
○どんな本?
 ニッポン放送でラジオ・パーソナリティを務めるベテラン語り手による、会話の秘訣をまとめ上げた本です。
 また、特別付録として話が面白くなるための練習問題がいくつかついているのも、ただ読むだけで終わらせないしかけとなっています。

○ここが素敵
 よくあるタレント本かと最初、少しだけ思っておりました。
 ですが、キーワードを各節のタイトルに、本文ではそのキーワードへの根拠となる体験談が紹介されるという、最近のビジネス書でよくとられているスタイルがとられているため、面白・真面目に会話の秘訣を学ぶことができます。
 ベテランだけが語れる様々な経験談も読むことができます。

○そして、こう思う
 テキストを読んでいても、ラジオから普段聞こえてくる高嶋さんの語る声が聞こえてくるようで、自分の読書ペースではなく、高嶋さんの語るスピードでしか読めないような錯覚に襲われました。
 自分の読書ペースで読めないと言うのは、ある種の苦痛ではあるのですが、そんなふうにさせてしまう高嶋さんがすごいということですね。

 高嶋さんのラジオをあまりお聞きでない方は、そういった現象に襲われないと思いますので、ご安心してご一読くださいませ。

○知ったきっかけ
 kougaiさんのメルマガ毎日スキルアップ通信で紹介されたのがきっかけです。
 紹介された本が読者プレゼントに出されるのですが、応募したものの外れてしまい、それでも読みたいので買った一冊です。
 買った甲斐は感じております。
■今日の見出し
・飲み屋予約
・読書「星界の戦旗4」

■飲み屋予約
 出不精なうえに、人付き合いの下手な私にとっては、飲み会の幹事というテーマだけでも四苦八苦。
 仕事始め後の初土曜である8日に呑もうという計画です。
 新年会で混み合っているはずで、そう予約がとれるわけないと思ったのですが……。

 1月5日の日記で紹介した焼き肉食べ放題店紹介を参考に選ぶこと半日……。
 まず惹かれたのが、「焼肉亭さか」さん(渋谷)。ちょっと落ち着いた雰囲気が行ってみたいと感じさせます。
 非常に良さそうな店なのですが、それだけに予約をとれそうな予感がないので、ほかの店が予約とれなかったときに電話することに。
 続いて「極肉レストラン秀久牧場」さん(高円寺)が事務所の近くということで試しておきたいという理由で心惹かれました。メニューなどを見るとファミリー層が主体のようなので、候補から外しましたが。

 と考えてきましたが、三十路前後の男性陣、しかも非体育会系の体つき。焼き肉を考えることなく無尽蔵に食べまくる……そういう年代でもございません。そんな助言を まっどさん からいただいておりましたので、食べ放題紹介を読み返します。
 焼き肉の他にしゃぶしゃぶなどの食べ放題を提供している店がありました。しかもビールはキリンではなくサッポロだとアピールしている店です。というわけで、「食べ放題 大酋長」さんに決まりです。
 すんなり土曜日の予約がとれたのが気になりますが、店内写真もいい感じです。楽しみに土曜を待つとしましょう……。
 しゃぶしゃぶのコースだと、日本酒、焼酎が別注文になるのが痛いので悩ましいところですが。

■今日の読書
星界の戦旗(4)
「星界の戦旗4 軋む時空」著:森岡浩之/刊:早川書房・ハヤカワ文庫JA/満足度:★★☆☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用
○どんな本?
 日系技術者により遺伝子改造されたアーヴなる種族の帝国を中心にした銀河系間抗争を描いたスペースオペラ。

○ここが素敵
 前シリーズから通算7冊目となる馴染み深い主人公たちのかけあいだけでなく、新キャラクターたちのかけあいも心地よいものです。
 全体の戦況描写の部分も増え、物語のスケールが大きくなることでの、主人公の属す帝国がどうなっていくのか、という期待感は増していくばかりです。

○そして、こう思う
 登場人物が増え、独特のルビ付の各用語にちょっと疲れました。
 最近、把握能力が落ちているなぁ、と思ったりしつつ。
■今日の見出し
・読書「焼き肉食べホガイド2005」

 ヤマト運輸のクロネコメール便を初めて利用しに同社の営業所へいってきました。
 発送を依頼するために伝票を書くのですが、伝票に「これは信書ではありません」と明記されています。信書ではないという証として、中身を書くのですが、密封された袋の中を覗くわけではありません。
 まぁ、公道上で誰も速度制限を守らないのと同じように、封筒の中身は建前として信書じゃない、といえば問題ないんでしょう。
 こういう建前論は法律をないがしろにしそうで、あんまり好きじゃないんですけれどね。

■今日の読書
「焼き肉食べホガイド2005」著:焼肉大王/資料度:★★★★☆(関連サイト
○どんな本?
 東京、千葉の焼き肉食べ放題実施店の利用レポート。
 東京都内55店舗、千葉6店舗のデータが収められています。

 内容については、関連サイトにも一部掲載されているようです。

 新年会の会場検討用に、先日の同人誌即売会にて購入してきた一冊です。
 読んでいるだけで喉が渇いてきて、この本を肴に酒がだいぶ進んだ記憶がございます。
■今日の見出し
・サイト更新「大年賀時代」

 ドン・キホーテで本棚を買ってきました。
 組み立てる前に本棚の設置スペースを作り出さなければ……そう悩むのは本好きの悲しい習性ですね(苦笑)。

■サイト更新「大年賀時代」
 初夢占いゲームブック10作目をサイト「大年賀時代」に追加しました。
 初夢を題材にした占い読み物です。
 もともとがハガキの裏1枚に収めるように文字量を減らしたものですので、ウェブで簡単に読み流すことが可能です。
 お時間に余裕があれば、お立ち寄りいただければ幸いです。

読書:宮廷風恋愛の技術

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■今日の見出し
・最近の読書「宮廷風恋愛の技術」

 箱根駅伝は……まぁ東海大の実力から考えれば、がんばったと思います。第8区から読みとれるのは、自分のペースを守ることの難しさでしょうか。

 年賀状を出した相手から「差出人の住所を読めなかったので、メールで返礼しました」(意訳)という電子メールを頂戴しました。
 今年はペン習字を復習するかなぁ……。

■最近の読書
「叢書・ウニベルシタス297 宮廷風恋愛の技術」著:アンドレアス・カペルラヌス/編:ジョン・ジェイ・パリ/訳:野島秀勝/刊:法政大学出版局/満足度:★★★★☆(購入リンク ※12月1日現在 楽天ブックスでは品切れ)
○どんな本?
 12世紀にフランスの宮廷付の礼拝堂司祭が、青年貴族の要請に従い編んだ(という形式の)宮廷内外での恋愛作法の覚え書きです。
 男性、女性がどんな階級に属するか、階級ごとに恋を申し込む際の会話例が設けられ、恋を巡る法則などが展開されています。
 また、恋の素晴らしさだけではなく、恋の人間に与える悪影響も宗教的熱意を持って語られています。

 この邦訳版は20世紀に英語訳されたものから訳が起こされています。

○ここが素敵
 8パターンの恋を巡る会話例が収められています。この会話例は、中世欧州や欧州風ファンタジー世界の物語を描くクリエーターさんの役に立つのではないかと思います。まわりくどく展開される恋の申込例は、当時の修辞法を考える上でも一読の価値があるのではないでしょうか?

 また「恋って最高!」と歌い上げていたその筆が、書物の最後には「女性と付き合うものではない!」と叫び出すのは、驚きとともに好奇心がそそられる現象です。

箱根駅伝、初詣:前鳥神社

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■今日の見出し
・箱根駅伝往路 祝優勝
・初詣 前鳥神社 神戸(ごうど)神社

 ブックオフでポータブル版のサバイバルゲーム(詳細情報)を発見しました。値札を一瞬覗いた感じでは¥90-のようです。定価は¥1050なので、ちょっとお買い得です。でも、よくよく見てみると¥90のようです。値札のハンコのインクの1の位がインク切れしていたようです……。
 ¥1050が¥900でもお買い得なのですが、¥90だと一回思いこんでしまうと¥810高くなったような気がしてしまいます。
 人間の心理というのは、どこに軸を置くかでこれだけ印象が変わってしまうものだなぁ、とあらためて思うのでした。

■箱根駅伝 祝優勝
 母校 東海大学が箱根駅伝往路で初の優勝を成し遂げました。
 これは、第1位という勢いを作り出した第一区丸山選手、第二区伊達選手 二人の力が大きいでしょう。

 物事というものは、はじめが肝心です。スタートがうまくいけば、序盤の調子が慣性で中盤、終盤へと移行していきます。
 もちろん、中盤、終盤の選手のがんばりが必要ないということではありません。序盤に作り出された慣性を損なわない走りを見せなければならないからです。

 終盤の越川選手は駒澤大の村上選手に一時は6秒近くまで距離を詰められました。
 今までの東海大ならば、そこで抜かれていたことでしょう。日本テレビのアナウンサー、解説陣もそのように見ていたことでしょう。
 しかし、違いました。
 越川選手はベテランらしく、自らのペースを温存していました。そのため、残しておいたスタミナをラストスパートに投入することができたのです。これは駆け引きで得た勝利なのです。
 駆け引きは、走り込みだけで得られるものではありません。いわゆる精神力の勝利なのです。この精神力は駅伝だけでないあらゆる物事に通じるものなのです。

■初詣 前鳥神社 神戸(ごうど)神社

 受験生の時からお世話になっている相模国四之宮 前鳥神社へ初詣に行ってきました。
 前鳥大神である菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)は、応神天皇の皇子です。応神天皇は、日本第二の前方後円墳として評判の誉田山古墳に由縁深い方で、渡来文化により大和王朝が大きくなっていく時代の天皇です。
 百済からやってきた学者たちから論語などを習った初めての日本人として、学問の神として崇められています。

 前鳥神社境内には、ほかに神戸神社、奨学神社がありますが、神戸神社に参拝しました。
 神戸神社は、天照大御神(あまてらすのおおみかみ)、須佐之男命(すさのおのみこと)のそれぞれをお祀りしている社をお祀りする神社だそうです。偉い神様二柱に一ヶ所で参拝できるという合理的な信仰形態ということができるのかもしれません。


 二日の16時過ぎということで、カップル、子供・親・祖父母で構成されるファミリーなどの参拝者で混み合っておりました。
 相模国府祭六社めぐりとして、平塚周辺の神社をめぐっていたファミリーもいたようです。現地では不思議に思っていましたが、前鳥神社のサイトを覗いてみますと、近隣の有力神社が連携しての参詣者(≒観光客)増加のイベントを行っているようです。一社まわるごとに¥500の守公神を授けるという参拝記念の<開運守公神>は、いい発想だなぁ、と感心するばかりです。

 さて、今年はいろいろ転機としたい年ですので、境内に来ていた「だるま屋」で(一番小さい)だるまを購入しました。
 ここで「だるまに火を入れる」というのを初めて経験しました。
 年末の「だるま市」のTVニュースで紹介されるイベントです。
 だるまの目に向け、売り手が火打ち石で火花を散らし、「火を入れる」ようです。火打ち石をぶつけながら、売り手は声高く無病息災、家内安全、交通安全などを祈りあげます。
 その勇ましい声を受け、帰途につくのでした。

 しかし、火打ち石で火花をとばすところを初めて見ました。見事に火花が出るものですなぁ……。まぁ、あれくらい出なければ、着火させられないでしょうけれど。

(関連ページ)
前鳥神社( http://www.sakitori.jp/ )

 なお、今日のおみくじは「吉」でした。

のんびりまったり

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■今日の見出し
・今年の目標(草稿版)
・トラックバックの狭義、広義?

 紅白歌合戦が終わり年越しそばを食べ終えた早朝00:30。
 親の年賀状を郵便局(集配局)まで出しに行ってきました。
 帰りに寄ったセブンイレブンで鎌倉の銭洗い弁天で清めた五円玉をいただきました。新年になって30分しかたっていないのに、すっかり正月ですね!

 CS放送のスーパーチャンネルでERの第2シーズンが一挙放送されています。カーター、ベントン、ロスといった顔が出ていた頃なので、最近のシリーズよりも馴染み深いものでついつい見入ってしまいます。
 とはいえ、元日から7時間もぶっ通しでTVを見てしまうと1年の計としては問題がありそうなので2話見るだけで我慢です。

 先日のコミックマーケット67で買ってきた同人誌の整理をしているだけで1日が終わりました。これはこれで充実感がありましたけれど。

■今年の目標(草稿版)
 次の5つを中心に目標をまとめていきたいかと思っております。

○定期収入を得る
○年末は体重65kgに
○メルマガをはじめる
○ゲームサークル活動で新作を出す
○ゲームサークル活動で遊ぶ

■トラックバックの狭義、広義?
 楽天広場の日記をぐるぐる回っていたところ「狭義のトラックバッグ」なる単語を日記へのコメントに発見しました。トラックバックでとんできたものの、どうにも記事同士の関連性が見つけられないなぁ……と悩んでいたところだったので、前後を軽く眺めてみました。
 ――どうやら、トラックバッグ宣言先への言及もリンクもない場合でも広義のトラックバッグでは問題がないように読みとれました。
 ……って、言及もリンクもなくてトラックバッグ宣言者へのブログにだけリンクさせる行為ってことなのかしら??

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