作業したり/読み終わり「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」

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■今日の見出し
・今日の読みおわり「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」

(前説)
 今日はちょこちょこっと作業をしております。
 呑みの誘いもお断りし、作業でございます。
 シャープペンシルでゲーム盤の下書きをつくり、画像いじりソフトで人様に見せられるレベルに持っていく……と。
 人様に見せられるレベル?? そこまでやれる自信・実績はないものの、それなりに見せられるレベルに持っていけそうな気にしてくれる道具(ソフト)はあるわけで。

 マップつくって試作1号を作成。
 そのあと、地図上の各勢力配置を検討して……云々。
 なんとなく3月の予定に間に合いそう。

 もっと形になったら、このボードゲーム企画の案内ページ公開しますので、しばらくお待ちください。

■今日の読みおわり
「ビールの文化史1 春山行夫の博物誌6」著:春山行夫/刊:平凡社/資料度:★★★☆☆(詳細情報/楽天ブックス利用現在品切れ)

○どんな本?
 詩人、随筆家である著者が、蒐集した様々な書物をひもときながら、博物的な雑学を披露する博物誌シリーズの6巻目。
 ビールをめぐる文化的側面を2冊にかけて収めている。

 本書では主に欧州方面のビール作成の歴史、受容史が描かれています。(ここまで20日記事の再録)

 本書の後半では、イギリスのエール/ビールの受容のされ方、居酒屋のあり方などが本書では扱われています。

○そして、こう思う
 現代よりも娯楽の少なかった昔、大衆酒の消費は激しいものだったのでしょう。
 本書によれば、たびたび、エール/ビールへの価格指定が行われていた記述が行われていたそうです。何度も何度も価格への介入が行われ、酒造業者の利益をギリギリまで削り、大衆がたらふく飲めるように令が布告されたのです。

 さて、エールとビールです。
 一昨年、東京の恵比寿ガーデンプレイスにある麦酒記念館に行ってきたことがあります。
 そこでは、タイミングがあえばエールを試飲することができます(有料ですが)。

 エールは、ホップがない分、ビールよりも薄く甘く感じられたような記憶があります。
 歴史のなかでビールに負けてしまったその味は、負けてしまってもしかたがないだろうと感じさせるほど、口の中に拡がる刺激の弱さなのでした。

(関連ページ)
恵比寿麦酒記念館

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このページは、tamasunaが2005年1月22日 23:30に書いたブログ記事です。

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