通読(コミック):「破天荒遊戯」第12巻

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■今日の見出し
・通読(コミック):「破天荒遊戯」第12巻

(今日の一言)
 父の日、家族の記念日など贈り物が立てこむ6月。
 自分の記念日が一つあっても、それ以上に家族の記念日が存在していて、実に財布に優しくないのです。
 ……いえ、別に家族が嫌いなわけじゃないので、贈り物をあげることに反発はないのですが。

■最近の通読
破天荒遊戯(12)

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「破天荒遊戯」第12巻
著:遠藤海成/刊:一迅社・Zeroーsum comics/満足度:★★★★☆/2010年5月

○どんな本?
 我々の世界の近代程度には文明の進んだ異世界(ただし魔法あり)を舞台に、幼少期の記憶のあやしい少女と、思いっきり記憶のあやしい青年が自らの存在意義を求め彷徨う物語の第12巻。
 気づけば、世界の謎に関わる組織に急接近していたり、次元の穴に吸われてみたり?!

○ここが素敵
 各キャラのボケとツッコミというオブラートでくるみながらも、深刻ぶった表情で迷い戸惑い続ける主要登場人物たち。
 そのバランスが、この作品のこの作品たる所以なのだな、などと心地よく感じてしまったり。

○そして、こう思う
 シリーズ当初の画風、雰囲気とかなり変わってきたものの、その点を呑み込めれば、まったり楽しめるいい作品です。
 下手すると、物知りキャラが出てきて、作者の設定自慢モードになりそうな頃合いのようですが、そんなこともなく、破天荒に景気よく各登場人物がぶつかり合い、傷つけあったり、傷をなめあったり、傷をただ見守ったりと、素敵な世界です。

○読んだ理由
 シリーズ読者

(自己管理用スペース)
・今日の体重:80.1kg/体脂肪率:25.9%

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このページは、tamasunaが2010年6月 8日 00:00に書いたブログ記事です。

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