■今日の見出し
・甘党万歳:茶席?(京都老舗の会 in そごう横浜店)
・鑑賞:ぽっどきゃすてぃんぐ落語(最終回)
・鑑賞:源氏物語千年紀 石山寺の美(そごう美術館)
■鑑賞:ぽっどきゃすてぃんぐ落語(最終回)
悲しいかな、最終回という話だったので、清水の舞台から飛び降りる覚悟(財布的に)でスタッフさんたちに花束を贈ってきました。
そのお礼か冒頭でトークを振られたものの、
「いつからお聞きですか?」
「去年か一昨年だっけ?」
「ざっくりしてますね……」
……などと盛り上がらない反応を返してしまいました。
司会・受付のUさま、申し訳ございません。
HDD内を調べてみると、29回配信(2006年)から聴かせていただいていたようです。
2006年8月の公開録音ではじめて生の落語に触れ、生の面白さに気づかされ、今回で13回目の生落語(そのうち、ぽっどきゃすてぃんぐ落語さんが6回)。
うーん、生落語の半分がぽっどきゃすてぃんぐ落語さんなんですねぇ……。ほんとにありがとうございます。
最終回ということもあり、皆さんからたくさんの差し入れが受付に積まれているかと思っていましたが、私含めて片手で数えられるほどにみえたのは残念なところ。
感謝の心は物で表されるものばかりではないとはいえ、来場者の何割かにとっては数ある無料落語会の一つでしかないのかなぁ、とか思ってしまったのも事実。
さて、今日の目当ては三遊亭きつつきさん。
といいますか、きつつきさん以外はおぼえていないともいうのかも。あの、奇抜な挨拶と唾の量でついついおぼえてしまっていたわけでして。でも、羽織姿ではなく、私服の洋服姿ですれ違ってもわからないだろうなぁ。
○前座:古今亭志ん坊さん「元犬」
声がよく通り、聞きとりやすかったです。
前回は12月に古今亭菊之丞師匠ので聞いたのですが、それと比べるとやっぱり余裕がないですなぁ。当たり前だけれど。
○三遊亭きつつきさん「つづら泥」
いつもの挨拶「うそつきじゃありません、きつつきです」とは違ってびっくり。
でも自虐ネタ系の挨拶、というかさわりで、こちらは笑う気満々になってしまいましたが。
はじめてきいた話ですが、これは罪が少なくて、考え無しに笑えていいですねぇ。
きつつきさんが引っ込んだ後、座布団を直しに来た前座さんがマイクまで拭くアクションをして見せたりと、きつつきさんはうまくキャラができてますねぇ。
○林家たけ平さん「幾夜餅」
何度聞いてもいい話です。
実際にこういう人物がいると迷惑なだけという気もしますが、咄として聞くとホントにじんわりと涙腺が刺激されます。
おまけに要所要所で笑えますし。
とはいえ、3人目を聞き始めたところで体力があやしくなってきてこっくりこっくりしながら聞いていたのが残念無念。
○古今亭菊六さん「天狗裁き」
聞いたことがあったっけ?
新鮮に聞けた夢の咄。
間がうまく機能してたように感じました。
←「築地魚河岸三代目」←映像特典で「語り」を担当されているようです。
○春風亭一之輔さん「猫久」
はじめてきいた咄。
猫さんの喧嘩の所以とか刀を持っていた理由とかも知りたいと思ったものの、そのへんを語らないのが落語なんでしょうなぁ。
さすがトリを務めるだけあって安心してきいていられるいい咄っぷりでした。
最後に司会のUさんからの挨拶の後、一之輔さんがほかの咄家さんを呼んできて、この一時終了というか〈中入り〉を三三七拍子で締めてくれたのは、さすがだなぁ、と感服いたしました。
……あと、一之輔さん以外の私服姿を拝見できたのも実に興味深かったのです。
いやぁ、ニフティさんのような素敵な内装の会場で、のんびりと若手さんの元気溌剌っぷりを楽しめる落語会。
ほんとにいい落語会でした。
そして、Uさんの開会、閉会時の挨拶は会場で聞けるときの密かな楽しみでした。
これまでたくさんの咄をありがとうございました>スタッフの皆々様。
(関連リンク)
・「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」
・甘党万歳:茶席?(京都老舗の会 in そごう横浜店)
・鑑賞:ぽっどきゃすてぃんぐ落語(最終回)
・鑑賞:源氏物語千年紀 石山寺の美(そごう美術館)
■鑑賞:ぽっどきゃすてぃんぐ落語(最終回)
悲しいかな、最終回という話だったので、清水の舞台から飛び降りる覚悟(財布的に)でスタッフさんたちに花束を贈ってきました。
そのお礼か冒頭でトークを振られたものの、
「いつからお聞きですか?」
「去年か一昨年だっけ?」
「ざっくりしてますね……」
……などと盛り上がらない反応を返してしまいました。
司会・受付のUさま、申し訳ございません。
HDD内を調べてみると、29回配信(2006年)から聴かせていただいていたようです。
2006年8月の公開録音ではじめて生の落語に触れ、生の面白さに気づかされ、今回で13回目の生落語(そのうち、ぽっどきゃすてぃんぐ落語さんが6回)。
うーん、生落語の半分がぽっどきゃすてぃんぐ落語さんなんですねぇ……。ほんとにありがとうございます。
最終回ということもあり、皆さんからたくさんの差し入れが受付に積まれているかと思っていましたが、私含めて片手で数えられるほどにみえたのは残念なところ。
感謝の心は物で表されるものばかりではないとはいえ、来場者の何割かにとっては数ある無料落語会の一つでしかないのかなぁ、とか思ってしまったのも事実。
さて、今日の目当ては三遊亭きつつきさん。
といいますか、きつつきさん以外はおぼえていないともいうのかも。あの、奇抜な挨拶と唾の量でついついおぼえてしまっていたわけでして。でも、羽織姿ではなく、私服の洋服姿ですれ違ってもわからないだろうなぁ。
○前座:古今亭志ん坊さん「元犬」
声がよく通り、聞きとりやすかったです。
前回は12月に古今亭菊之丞師匠ので聞いたのですが、それと比べるとやっぱり余裕がないですなぁ。当たり前だけれど。
○三遊亭きつつきさん「つづら泥」
いつもの挨拶「うそつきじゃありません、きつつきです」とは違ってびっくり。
でも自虐ネタ系の挨拶、というかさわりで、こちらは笑う気満々になってしまいましたが。
はじめてきいた話ですが、これは罪が少なくて、考え無しに笑えていいですねぇ。
きつつきさんが引っ込んだ後、座布団を直しに来た前座さんがマイクまで拭くアクションをして見せたりと、きつつきさんはうまくキャラができてますねぇ。
○林家たけ平さん「幾夜餅」
何度聞いてもいい話です。
実際にこういう人物がいると迷惑なだけという気もしますが、咄として聞くとホントにじんわりと涙腺が刺激されます。
おまけに要所要所で笑えますし。
とはいえ、3人目を聞き始めたところで体力があやしくなってきてこっくりこっくりしながら聞いていたのが残念無念。
○古今亭菊六さん「天狗裁き」
聞いたことがあったっけ?
新鮮に聞けた夢の咄。
間がうまく機能してたように感じました。
←「築地魚河岸三代目」←映像特典で「語り」を担当されているようです。
○春風亭一之輔さん「猫久」
はじめてきいた咄。
猫さんの喧嘩の所以とか刀を持っていた理由とかも知りたいと思ったものの、そのへんを語らないのが落語なんでしょうなぁ。
さすがトリを務めるだけあって安心してきいていられるいい咄っぷりでした。
最後に司会のUさんからの挨拶の後、一之輔さんがほかの咄家さんを呼んできて、この一時終了というか〈中入り〉を三三七拍子で締めてくれたのは、さすがだなぁ、と感服いたしました。
……あと、一之輔さん以外の私服姿を拝見できたのも実に興味深かったのです。
いやぁ、ニフティさんのような素敵な内装の会場で、のんびりと若手さんの元気溌剌っぷりを楽しめる落語会。
ほんとにいい落語会でした。
そして、Uさんの開会、閉会時の挨拶は会場で聞けるときの密かな楽しみでした。
これまでたくさんの咄をありがとうございました>スタッフの皆々様。
(関連リンク)
・「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」
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