通読（軽め）：プリンセスハーツ ～両手の花には棘がある、の巻～

■今日の見出し
・通読（軽め）：プリンセスハーツ ～両手の花には棘がある、の巻～

（今日の一言）
　病院搬送拒否のニュースを聞くと、東京でオリンピックは無理じゃないかなぁ。などと思ってしまうのです。
　直接的な関係はないんですけれど、東京の行政能力を疑わせるには十分じゃないかしらね。
　なお、私はオリンピック誘致反対派。

■今日の通読
　
「プリンセスハーツ」～両手の花には棘がある、の巻～
著：高殿円／刊：小学館・ルルル文庫／満足度：★★★☆☆／２００７年１２月（ＣＤ付特装版 in 楽天ブックス／詳細情報 in 楽天ブックス利用／楽天ダウンロード版）

○どんな本？
　いわゆる剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした、戦記風読み物っぽいラブコメ。
　小国に嫁いだ王妃を主人公に、王妃出身の大国へ勝つため王と王妃が懸命に富国強兵に努めようというお話です。
　ただ、王妃は大国の姫という偽りの戸籍があるわけでして……。

○ここが素敵
　なんだかんだで不器用なすれ違いを繰り返す王と王妃のやりとりがなんともほほえましいのですよ、これが。

○そして、こう思う
　三点リード（…）が２つ連続で配置されていないとか、そういう違和感あふれるテキストはもう諦めるとして……（もしかしたら、この標準外の表記法がこの文庫レーベルの特徴なのかどうかは、このレーベルの他作品をチェックしてないので不詳。また、他レーベルでの同著者の作品をチェックしてないので、この著者のスタイルなのかどうも不詳）。

　前巻でうやむやになっていた妾（めかけ）選任の結果がなし崩しに決まっていく様は実に楽しく読めました。
　なかなか続きが楽しみな終わりかたです。
　さて、続きは部屋のどこに置いたっけなぁ……。

○読んだ理由
　前巻が思ったよりよかったので。

（自己管理用スペース）
・今日の体重：７９．１ｋｇ／体脂肪：２５．９％