通読:平安貴族の夢分析

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■今日の見出し
・通読:平安貴族の夢分析

(今日の一言)
 さすがにこの時期。
 朝の電車は、通勤客が減っており割と快適でした。
 ……、隣で大声で語り合う英語圏のカップルさんいなければ、ね。
 うるさくて結局眠れず仕舞い。
 昨晩は寝付きが浅かったし、なんだかぼーっとしていた一日でした。

■最近の通読

「平安貴族の夢分析」
著:倉本一宏/刊:吉川弘文館/資料度:★★★☆☆/2008年3月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 平安貴族の残した〈日記〉に見られる夢からの、彼らのメンタル的な部分についての考察。

○そして、こう思う
 想像の飛躍も決めつけもない、安心して読んでいられる小論でした。
 日記を書くような意識の高そうな貴族たちは、日記を今のTV番組内の星座占いのように、一応、気にはするものの絶対的にとらえていたわけではないという見方は、なかなか思うところのあるテキストでした。
 掲載された夢の列記は、なかなかまとまっていていい資料になりそうです。

○読んだ理由
 平安時代を舞台にしたゲーム資料。
 ゲーム用世界では、ファンタジックさを強調するために、夢の呪性というか影響力をもっと強めたほうがいいかもしれませんけれどね。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:79.2kg/体脂肪:26.0%

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このページは、tamasunaが2008年8月13日 23:53に書いたブログ記事です。

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