通読:ハリー・ポッターと死の秘宝

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■今日の見出し
・通読:ハリー・ポッターと死の秘宝

(今日の一言)
 帰りにいつもの駅を出た10分くらい後に、駅で刃物騒ぎがあったらしいです。
 改札近くのトイレや喫茶店で一休みしてたら巻き込まれてたかも……。
 油断できませんなぁ……。

■最近の通読

「ハリー・ポッターと死の秘宝」
著:J.K.ローリング/訳:松岡佑子/刊:静山社/満足度:★★★☆☆/2008年7月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 現代英国学園ファンタジーもの。
 最大の指導者を失い、追いつめられた主人公:ハリー少年が主に変身薬の力を借りて、各地で動き回り、どうにかこうにか「名前を入ってはならないあの人」との因縁の真実を知り、乗り越える最終巻。

○ここが素敵
 やはり最終巻ということで、ネタ晴らし事項が多い構成なのは、それだけでここまで読んできた人にはカタルシスを感じられますねぇ。

○そして、こう思う
 いやはや、1作目の映画をDVD発売後(数秒再生しては十数秒停止するというロースペックなパソコンで視聴したものです……懐かしい)に見た後、前の前の会社の先輩に原作のほうがすごいと勧められて読み始めたのが何年前だったでしょうか。たしか2作目か3作目が邦訳されていた頃。
 途中参加組としても、5年近く断続的に読んできたシリーズだけに、読み終えられたというだけで感慨深く思います。第5~6巻は登場人物を増やしすぎて作者も読者も困るというパターンに囚われかけた気がしましたが、本巻は基本3人組に焦点を絞って、読みとりやすく、話の筋を追いかけやすく、サクサク楽しむことができました。
 とはいえ、どこがどうよかったと語る気になるほどでもないけれど。発売直後ですからネタ晴れするにも早いですしね。


 えーと……、ネタ晴らし的な33章、35章のあとの、最終決着の36章を蛇足と感じてしまったうえに、翻訳者後書きはもういいやって気分になってしまったり。
 ハリー・ポッターで儲かったからなのか、海外に住所を移して、日本の税務署と税金でもめたりする翻訳者さんが後書きで友情だのの素晴らしさに感嘆されても、実に醒めた目で見ちゃうわけです。

 完結直後に最初から読み返したくなるシリーズというのも存在します。
 でも、これはいいかなぁ。
 ほかの翻訳者さんバージョンとかが出るんならば、考えるかなー、というレベル。別に発行人自らの訳が気にくわないというわけでもないんですけれど。ときおり、訳に対する悪評価の噂を耳にすると、ね。

○読んだ理由
 シリーズファンとして。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:78.2kg/体脂肪:25.9%

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このページは、tamasunaが2008年7月28日 00:00に書いたブログ記事です。

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