通読:物語文学の誕生

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■今日の見出し
・通読:物語文学の誕生

(今日の一言)
 5日に米国で出荷された荷物が到着。
 でも、4日に同じ会社から出荷された荷物はまだ来ない。
 おもろいなぁ。

■最近の通読

「物語文学の誕生」万葉集からの文学史
著:古橋信孝/刊:角川書店・角川叢書/満足度:★★★★☆/2000年3月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 おもに文体に視点を向けつつ、和文での散文形成への流れを『万葉集』『日本霊異記』などのテキストをとらえながら、考えていく和歌と物語文学の狭間を漂流する一冊。

○そして、こう思う
 せっかく日本文学科に大学では在籍していたのに、もったいない時間の過ごし方をしたと反省させられた一冊。この著者の本をもっと読んでいれば、卒論なども変わってきただろうになぁ……。
 というのはさておき。

 話型の考え方、呪い歌と和歌の絡み合い――このあたりは実に興味深く読ませていただきました。
 海図なしで出たゲーム作成という航海で、雲の間に目指す星座を見つけたかのような心持ちでした。

○読んだ理由
 歌物語を題材にしたゲーム作成資料

(自己管理用スペース)
・今日の体重:80.4kg

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このページは、tamasunaが2008年4月18日 00:00に書いたブログ記事です。

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