通読：豆腐バカ　世界に挑む

■今日の見出し
・通読：豆腐バカ　世界に挑む

（今日の一言）
　むむっ、「きょうの料理ビギナーズ」の発売日なのに、いつもの本屋で見つけられず。
　２１日発売だと思ったんだけどなぁ。

■最近の通読

「豆腐バカ　世界に挑む」
著：雲田康夫／刊：光文社・Kobunsha paperbacks／満足度：★★★☆☆／２００６年３月（詳細情報 in 楽天ブックス利用）

○どんな本？
　森永乳業の豆腐事業のアメリカ進出を担当者が振り返って描いた懐古的エッセイ。

○ここが素敵
　向こうのご婦人がやっていたという「トーフシェイク」。
　飲んでみたいなぁ。
　豆腐とフルーツなどをミキサーにかけてできるシェイク状ドリンクだそうです。

○そして、こう思う
　先日読んだ男前豆腐の「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の豆腐に対する想いとは別の豆腐への想いにとらわれた一冊です。


　男前が「今までない美味な豆腐」を追求するのに比べれば、本書では異文化アメリカへの売り込み苦労話がメインです。
　地味に感じがちですが、それが本書を地に足ついた物語にまとめることに寄与したかと思います。

　日本の下町の小さな豆腐屋さん保護のために日本を追い出された、この森乳の無菌豆腐……食べてみたくなりました。
　そういえば、私も小さな頃はすっぱな豆腐によく出会っていた気がします。昔の物流で、豆腐が疲れていたんですなぁ、こりゃ。

○読んだ理由
　豆腐本だから。

（自己管理用スペース）
・今日の体重：７６．６ｋｇ