通読:玉藻の前

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■今日の見出し
・通読:玉藻の前

(今日の一言)
 職場でちょいミス発覚。
 睡眠不足がひどかったときのミスです。
 ……早寝を心がけないと。

■最近の通読
←画像は収録されている『岡本綺堂妖術伝奇集』のもの
「玉藻の前」
著:岡本綺堂/満足度:★★★★☆/1918年12月発表(『岡本綺堂妖術伝奇集』詳細情報 in 楽天ブックス利用青空文庫所収版

○どんな本?
 平安時代末期を舞台に、玉藻の前として知られる妖狐伝説を、都に誓い田舎の少年少女の物語として描いた作品。

○そして、こう思う
 派手な描写があるわけでなく、静かに静かに描いた作品。
 今のライトノベルや映画ノベライズ本などだとどうしても、各人の使う技、超能力の説明に紙幅を割いて盛り上げようとしがちです。でも、本作ではそういう説明は紙幅がもったいないので書いていません(と文中のどこかで読んだような)。
 そういったことをしなくても、十分に話の筋だけで読ませられるのだから、やはり綺堂作品はすごいのです。

 今回は青空文庫のtxtデータをPHSに移し、小さな画面で横書きにて読みました。小さなスペースだけを見ればいいので、視線を動かす必要が少なく、わりと楽に読めたような気がします。

○読んだ理由
 作者に惹かれて。時代設定に惹かれて。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:77.8kg

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このページは、tamasunaが2007年2月 2日 00:00に書いたブログ記事です。

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