通読:連句入門

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■今日の見出し
・通読:連句入門

(今日の一言)
 他人様の同人誌への寄稿する原稿が完成……。
 あとは1つテキストを片づければ、自分のサークルだぁっ!
 ……って、ぼちぼち7月おしまいですか。

■最近の通読
「連句入門」芭蕉の俳諧に即して
著:東明雅/刊:中央公論社・中公新書/資料度:★★★★☆/1978年6月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 連句/俳諧の句会のうち、歌仙式と呼ばれる規模の句会の詠み方を中心に、蕉風俳諧の魅力を解説した一冊です。

○ここが素敵
 第5章の「作品鑑賞」では、芭蕉と名古屋の俳諧愛好者たちの緊張感あふれるやりとりが解説されています。
 一見のんびりした文語の句に、たぎりきった緊張が隠されていたと驚くばかりです。
 いままで、俳句(発句)の松尾芭蕉しか知らなかったのが残念な限りです。

○そして、こう思う
 連句は複数の参加者が一句ずつ連続で詩を読み続けていく、共同著作物です。
 句会の進行役となる宗匠はTRPGにおけるGMのようで、詠まれた句を記録しながら宗匠をサポートする執筆はTRPGにおけるサブGMのような雰囲気を漂わせています。
 こう考えてくると、句会の運営法を研究していくのは、TRPGにも生かせそうな気になってきます。

○読んだ理由
 連句の雰囲気を入れたTRPGつくりの資料。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:73.8kg

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このページは、tamasunaが2006年7月30日 00:00に書いたブログ記事です。

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