通読:船と海のQ&A

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■今日の見出し
・通読:船と海のQ&A

(今日の枕)
 降り出した雨に、慌てて洗濯物を取り込む私がいました。
 いやはや、強い雨でした。

  ※  ※

 7月4日早朝〜朝に楽天広場のメンテナンスがございます。ご注意くださいませ>関連記事

■最近の通読
「船と海のQ&A」著:上野喜一郎/刊:成山堂書店/資料度:★★★★☆/1988年7月(新訂3版の詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 船や海に関する様々知識をQ&A形式で披露してくれる一冊です。
 Q&A形式といっても会話形式になっていないので堅苦しいところがあるので、読み切るには覚悟があったほうがいいかもしれません。

 地球上の海の大きさ、船のデータ(現代船の大きさ、速さ、統計など)にはじまり、船の仕組み、船の歴史、船の一生(造船〜廃棄まで)、船員のなりかたなどまで収められています。

 著者はお台場近くにある「船の科学館」設立にかかわるほど、船に造形深い方です。それだけあって、収められた知識の量と質はかなりのものです。

 なお、本記事は1988年に出された改訂版をもとに作成しております。

○ここが素敵
 鉄が不足していた頃、コンクリートを材料にした船が使われていたとは驚きです。
 素人目にみて、重そうな鉄や鋼の船があるのだから、コンクリートの船があってもいいのでしょうけれど、びっくりしました。

 というようなびっくりが、本書のなかに散りばめられています。あなたは船や海をどれだけ知らなかったのかを再認識できるという、素敵な経験を得ることができるのです。

○そして、こう思う
 今月は祝日「海の日」がございます。
 海の日に向けて雑学を仕入れておくのもおもしろいかと思いますよ。

 物語を書いたり、TRPGをプレイされる方には、世界観構築のために本書はお薦めです。現代の船や海のあり方だけではなく、船体構造の変遷なども描かれておりますから。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:81.8kg(6月1日から+0.4kg)

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このページは、tamasunaが2005年7月 1日 21:42に書いたブログ記事です。

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