通読：プリズム

■今日の見出し
・今日の体重：８１．４ｋｇ
・通読：プリズム

（今日の枕）
　ひさびさに家族が留守な夜。
　静寂に包まれるかと思えば、蛍光灯やパソコンの作動音で静けさなどとは無縁なものです。

■今日の通読
「プリズム」著：桐原輪世／刊：ＲＯＪＩ／満足度：★★★☆☆／２００４年１２月

○どんな本？
　コミケ分類での創作（少女向け）漫画。
　「永遠」「世界時計」「BOKU HA INOCHIGAKE」「魔法の言葉」の４つの短編が収められています。

○ここが素敵
　漫画が好き、表現したい、という思いが伝わってくる丁寧な作品集です。
　なんとも、あったかい気持ちになれます。

○そして、こう思う
　ごく当たり前の風景に、非現実のエッセンスを一滴垂らすだけで十分ファンタジーなのだと再確認。
「永遠」「世界時計」で訴える〈時が流れる〉当たり前の大切さ。
「世界時計」「BOKU HA INOCHIGAKE」でのコミカルさ。
「魔法の言葉」の〈夢さえあればなんとかなる〉というメッセージ。
　いい感じです。

○読んだ理由
　ひいきの絵師さんが販売を委託していたサークルさんだったので、なんとなく一冊買ってみました。
　委託する仲だけあって相通じる、作品が私好みの雰囲気を持っているんですよ。