通読:ボロボロになった覇権国家

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■今日の通読
「ボロボロになった覇権国家(アメリカ)次を狙う列強の野望と日本の選択」著:北野幸伯/刊:風雲舎/面白度:★★★★☆/2005年1月(詳細情報/楽天ブックス利用

○どんな本?

 モスクワ国際関係大学(KGBや外交官を送り出すエリート大学)に学び、国際関係をリアルに見ることのできる著者が送る各国戦略の奥底を語る一冊。
 人気、実力ダントツのメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」同様の元気で満載です。

○ここが素敵

 国家も目指すところは「金」と「力」だと、あらためて語りかけてくれる一冊です。
 国家にも本音と建て前があるという、忘れやすいことを再提起してくれたことは同時代人として感謝すべきことです。

○そして、こう思う

 プレイヤー間の対立構造があるボードゲームにおいて、対プレイヤー方針を考える際に念頭に置いておくべき精神が満載です。
 私に足りない、荒々しさがあふれ出てくるかのようです。 

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このページは、tamasunaが2005年3月10日 00:01に書いたブログ記事です。

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