通読:エチケットの文化史

| コメント(0)
■今日の見出し
・今日の通読:「エチケットの文化史」

■今日の通読
「エチケットの文化史 春山行夫の博物誌2」著:春山行夫/刊:平凡社/資料度:★★★★☆/1988年5月(詳細情報/楽天ブックス利用品切れ)

○どんな本?
 大きく分けて、エチケットの文化史、エチケットの本、紳士道の歴史という3つが語られている一冊です。
 各時代における上品な振る舞い/エチケットの変遷の実際、書籍で広めようとされたエチケットの変遷を知ることができます。

○そして、こう思う
 時代によりエチケットが変化することを知ることができます。
 現実的な利益が要求したエチケット(違反すると害虫に刺される……など)もあれば、名士がはじめた奇行が広まったものもあるわけです。
 そう考えれば、エチケット違反をしたときに「別の社会ならばこの行為はエチケット違反にはならないのだ!」と言い訳をすることができますね。エチケット違反で必要以上のストレスを溜めこまないですむわけです。
 まぁ、現実の違反がそれで打ち消せるわけではないですけれど。

 そんなふうに、考えの幅を広げる良書の一冊ですね。

コメントする

上位サイト

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.04

このブログ記事について

このページは、tamasunaが2005年2月16日 00:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「通読:「THE21」3月号」です。

次のブログ記事は「呑み」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。