日本新聞博物館 東京新聞120年の歩み

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 みなとみらい線開通後、はじめて桜木町駅を通りましたが、廃線になった横浜〜桜木町間の施設(駅ホーム、線路など)が寂しさを見せておりました。
 目的は、日本新聞博物館で開催中の東京新聞創刊百二十年展(23日まで)です。

 特別展の展示自体は東京新聞の連載で扱われていた内容ですので、既知のことが多かったのですが、当時の新聞(現物や複製の展示)、発行停止を詫びるチラシといった展示物にパワーを感じました。
 検閲で伏せ字だらけの新聞を前に、検閲のない今の新聞に公権力と戦う意気込みが本当にあるのか? そんなことも考えてみたり。フリガナ部分につけられた小さな伏せ字の姿に、徹底した検閲精神を感じます。

(関連ページ)
http://www.tokyo-np.co.jp/120th/park/ 東京新聞創刊百二十年展(23日まで)
http://www.pressnet.or.jp/newspark/ 日本新聞博物館
 右は、新聞博物館の入っている集合建築物の入り口の一つです。
 退館後に撮影したのですが、3時間近く中にいたのだなぁ、といささかびっくりです。
 まだ見てないところもあったのに……。


 さて、特別展を見終わり、常設展部分です。巨大な輪転機(新聞を刷りあげる機械)を見ながら、新聞を巡る歴史を順路をさかのぼって見学です(同行者のイワイシ氏の策謀により逆行)。


新聞博物館チラシ 5Fでは現代の新聞広告展示の一環として、新聞の全面広告風チラシ作成コーナーがあります。右の大きな画像は完成したチラシです。


 さて、来館の記念に戦前の新聞の付録ボードゲーム復刻版(双六と日米野球記念の野球ゲーム)下敷きを購入です。『東京新聞』の前身の一つ『国民新聞』の付録「卓上ベースボール」(昭和6年1月1日号)、『毎夕新聞』の付録「東京電車双六」(明治43年1月1日号)です。
 シンプルなゲームもいいですよね。


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このページは、tamasunaが2004年12月19日 00:00に書いたブログ記事です。

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