通読:新銀河ヒッチハイク・ガイド(上・下)

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■今日の見出し
・通読:新銀河ヒッチハイク・ガイド(上・下)

(今日の一言)
 自堕落が自堕落を呼ぶ......。
 申し訳なし。

■最近の通読

「新銀河ヒッチハイク・ガイド」(上)
著:オーエン・コルファー/訳:安原和見/刊:河出書房新社・河出文庫/満足度:★★★★☆/2011年5月(【送料無料】新銀河ヒッチハイク・ガイド(上)←詳細情報 in 楽天ブックス利用)

「新銀河ヒッチハイク・ガイド」(下)
著:オーエン・コルファー/訳:安原和見/刊:河出書房新社・河出文庫/満足度:★★★★★/2011年5月(新銀河ヒッチハイク・ガイド(下)←詳細情報 in 楽天ブックス利用)

○どんな本?
 ダグラス・アダムスの「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズの公式続編。
 ダグラス逝去に伴い書かれることなかった、「そりゃないよ」っぽい「ほとんど無害」エンディングの続きがついに日本語化。

>「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ
銀河ヒッチハイク・ガイド
宇宙の果てのレストラン
宇宙クリケット大戦争
さようなら、いままで魚をありがとう
ほとんど無害

○ここが素敵
 随所に出てくる「ガイド」のツッコミの数々。
 脇に逸れたと見せかけて本編に殴り込んでくるギミック。
 ――「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ序盤の軽快さがあふれ出ています。

○そして、こう思う
 河出文庫の値段以外は文句の付け所のない、良作でした。
 前シリーズの絶望ロボットが出てこなかったこと以外は、これでもこれでもか、シリーズエッセンスがてんこ盛り。
 まぁ、ゼイフォードがかっこよすぎるかな、という気もするけれど。

 主人公アーサーのアーサーらしいオチまで、実に、このシリーズらしく、満足です。

 末期のダグラスに見つけにくい、明るさ、優しさに溢れた良作にホントに仕上がったと思います。
 別作者による続編ということで、好き嫌い分かれるようですが、私は好きだなぁ。

○読んだ理由
 前シリーズ最後のなんともいえない思いをどうにかしたくて。
 とかいうより、シリーズ読者。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:77.8kg/体脂肪率:25.7%


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このページは、tamasunaが2011年6月19日 23:55に書いたブログ記事です。

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