妄言:規制ありきって、ほんとに考えてます?

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■今日の見出し
・妄言:規制ありきって、ほんとに考えてます?

(今日の一言)
 寒い、身も心も世情も。

■妄言:規制ありきって、ほんとに考えてます?
 憲法で保障されているはずの表現にかかわる問題が、都の条例で規制されようとしていることに異議を表します。

 これは親に、地域社会に、子どもに性教育を与える能力、覚悟がないとみなしてきているのと同様ではないでしょうか? 都の皆さんには、それだけの能力、覚悟がないと見なされて恥ずかしくないのですか?
 また、役所にその責務を押しつけたところで、役所自体が地域社会に立脚する存在です。その能力、覚悟のない地域社会に立脚する役所にその責務を果たすことができましょうか?

 たぶん、責務の一部を学校に押しつけるつもりなのでしょう。
 ですが、学校は現在の責務だけで十分手一杯……どころか悲鳴をあげている始末です。


 小泉政権前後、規制緩和でいろいろビジネスが生まれました。
 さて、ここで規制がまた増えようとしています。
 緩和することでビジネスが増えるということは、規制によって芽生えなかったビジネスチャンスが存在していたということです。
 法人税の減少に悩み、赤字企業からも税を集めようという考えに迷い込んだことのある都です。
 ここで規制によりビジネスを減らせば、税が減ることはきっと理解されていますよね? 税は減るわ、規制するために費用はかかるわでめんどくさいと思いますけれど。

 一つ決まりを作れば、めぐりめぐって、当初想定していなかったところに悪影響が出たりするもんです。
 そのあたり、超優秀な官僚の皆さんにバックアップされた都議会の皆さんは、当然おわかりだと思うのですが、どうなんですかねぇ……。


 銃をドンパチやって、犯罪者の存在を「西部警察」やら「太陽に吠えろ」といったドラマ内で高々と見せてくれ、青少年の教育によろしくなかったと思う兄弟をお持ちだった都知事さん――あなたのリーダーシップは所詮、(警察ないし公安?)官僚の手の上でだけだったのかしら?

 そして、そんな都知事を選んだのは都民の皆さん。
 選んだからにはその尻ぬぐいをちゃんとしていただきたいとも思わないでもないです。都民の皆さんだけで抗議しろというわけでないですけれどね。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:80.8kg/体脂肪率:26.5%

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このページは、tamasunaが2010年12月13日 00:00に書いたブログ記事です。

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