通読:「アルサラスの贖罪」第3巻

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(今日の一言)
 安静にしながら、ついつい読みふけってしまったエディングス節。
 昼に寝過ぎて、寝付けない夜などに……。

■今日の通読

「アルサラスの贖罪」第3巻善と悪の決戦
著:デイヴィッド・エディングス&リー・エディングス/刊:早川書房・ハヤカワ文庫FT/満足度:★★★★★/2010年1月(アルサラスの贖罪(3)←詳細情報 in 楽天ブックス利用)

○どんな本?
 異世界ファンタジーものの第3巻。
 虚無の神の悪さを止めようとする愛の女神と盗人アルサラスの奇想天外な策の数々を披露する物語。

○そして、こう思う
 いやぁ、久々に、思う存分、気持ちいいくらいのエディングス節を満喫させていただきました。これで長編作品はすべて翻訳され尽くしてしまったと思うと、著者夫妻の死が悔しくてなりません。
 晩年の「ドラル戦史」はパワーダウンというか、どこかぼやーっとした作品に感じられてましたが、この「アルサラスの贖罪」(原作を三分冊で訳出)はうまくまとめられていて、初期の「ベルガリアード物語」「マロリオン物語」(現在の版だと10冊くらい?)に劣らない満足感と感動を与えてくれました。

 運命に振り回されぼやきっぱなしの男主人公に、その主人公を愛とじゃれあいで導いていく女性人格の超越者。
 そして、その二人に率いられ、各地からスカウトしてきた運命的エキスパートたちが旅していき、世界の危機に立ち向かう――。
 その過程では、戦いに、謎解きに、許し合いに、食事に、睡眠、そして入浴があり、それぞれが優しさをもって描かれています。


 しっかし、ネタバレ的ですが、時間軸に手を伸ばすのはスマートだけれど、えげつないなぁ。

○読んだ理由
 作者のファン。

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「TRPG蛇行わき道」「走る以上の運動だと疲労は回復しない(T&Tなど)」をUPしました。

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・今日の体重:80.3kg/体脂肪率:26.6%

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このページは、tamasunaが2010年4月 3日 00:00に書いたブログ記事です。

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