通読:宇宙クリケット大戦争

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■今日の見出し
・通読:宇宙クリケット大戦争

(今日の一言)
 マクドナルドで数分待って、熱々のできたてホットパイを出してもらったはいいものの、早めに冷めた上部を食べる勢いのまま下部に入ったらパイ生地が厚くて舌が火傷しました。
 3時間経った今ではもう大丈夫ですけれど。

■最近の通読

「宇宙クリケット大戦争」
著:ダグラス・アダムス/訳:安原和見/刊:河出書房新社・河出文庫/満足度:★★★☆☆/2006年4月(宇宙クリケット大戦争←詳細情報 in 楽天ブックス利用)

○どんな本?
「銀河ヒッチハイク・ガイド」三部作の3作目の「宇宙クリケット大戦争」と、本邦初訳短編「若きゼイフォードの安全第一」を収録。

○ここが素敵
 この巻では、今まで主人公らしく置かれていたアーサーが、ほんとに主人公らしい活躍や描写をもらってます。
 そのアーサーを軸に描かれた各種の関係が、実に興味深く楽しむことができました。

○そして、こう思う
 1985年に訳出された新潮文庫版(訳:風見潤)を読んでから一ヶ月程度で読んだこの河出文庫版。
 今風の訳になっていて、新潮版よりも頭にすらすら……まではいきませんが、わかりやすく読むことができました。
 このとぼけたテキストの数々に、ついついニンマリ。
 ニンマリしていると、突然ストーリーが急に進んで、描写されていない行間の物語の量に置いていかれて戸惑ったり……と、油断ならない小説です。

 短編部分は……、うーん、大きな話のきっかけとなりそうな話で、圧倒されたというか、ゼイフォードわがままだねぇ、というか消化不良。

○読んだ理由
 シリーズ読者

(自己管理用スペース)
・今日の体重:80.9kg/体脂肪率:26.5%

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このページは、tamasunaが2009年10月29日 00:00に書いたブログ記事です。

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