通読(TRPG同人誌):奇種流離譚 三之巻

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■今日の見出し
・通読(TRPG同人誌):奇種流離譚 三之巻
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(今日の一言)
 帰りにドトールコーヒーへ。
 財布を見てびっくり。
 ドリンク回数券を家に忘れてきたー。

■通読(TRPG同人誌):奇種流離譚 三之巻
「奇種流離譚 三之巻」
著:門倉直人、思緒雄二/刊:グスレクス出版、C-Square/満足度:★★★☆☆/2002年12月

○どんな本?
 1980年代の著者らの各誌への寄稿集です。
「ウォーロック」掲載の「送り雛は瑠璃色の」あとがき(社会思想社版文庫収録だったはず)、「SFマガジン」掲載の「ローズ・トゥ・ロード」の世界観を用いたゲームブック「名なき者の谷」などがおさめられています。

○ここが素敵
 パラグラフ32という分量ながら、「名なき者の谷」は雰囲気あふれるいい作品でした。
「魔法使いディノン」引っ張り出してきてやろうかねぇ……、それより先に創土社版の「送り雛は瑠璃色の」が先だけれど。

○そして、こう思う
 本巻は、ゲームブック関連のテキスト主体で収められています。
 そういえば、数年前のゲームブック復刊ムーヴメントは現在どうなっているのでしょう?
 あらかた名作といえるものは復刊し尽くしたのかもしれませんが(ディノンは復刊されてないと思うけれど)、最後にチェックしたときは新作品も出していこうという雰囲気だったと思いましたが。

 まぁ、それはさておき。
 ゲームブックについての考察は、物語(ストーリー)を内包する類似ゲーム(TRPG、コンピュータゲーム、PBMなど)を考える際にも、何らかの材料を与えてくれます。
 そう考えると、ゲームブック回顧者だけでなく、その他のクリエーターにとっても素敵な書かと思うのです。

○読んだ理由
「送り雛は瑠璃色の」のファンとして。
「送り雛は瑠璃色の」
「ローズトゥロード」←そういえば、持ってない。「ファー~」だけ持っているんですけれど。

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「TRPG蛇行わき道」「時間連絡ボード」をUPしました。
 時刻表示があるだけで、情報収集シーンに張りがでるから、これ不思議。

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このページは、tamasunaが2008年8月 4日 00:00に書いたブログ記事です。

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