鑑賞:佐伯祐三展(そごう美術館)

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■今日の見出し
・鑑賞:佐伯祐三展(そごう美術館)

(今日の一言)
 Opera9.27 から 9.50 に切り替えました……。
 って、キーボード操作や各ボタンデザインだけでなく、CSSの解釈もいささか変わっているようですねぇ。
 とりあえずキーボード操作は、慣れている旧バージョン(9.2)互換モードに変更です。

■鑑賞:佐伯祐三展(そごう美術館)
佐伯祐三←そういえば、この本は物販スペースになかったなぁ。

 無料券があったうえにそろそろ会期が終わるので、仕事帰りに覗いてみました(22日まで)。

 写真、自画像を見る限り、彫りの濃いいい男です。
 いやぁ、1920年代という時代柄なのか、当時の日本で流行っていたフランス画家がそういう画風の人が多かったのか(仏画家と描くと仏様の絵を描くみたい)、暗い雰囲気の絵画が多かったのです。

 渡仏期の看板、広告の文字を書き込んだ町並みの風景などは、なかなか興味深かったものの、陰気な雰囲気が多いのは私の好みからちょっと外れますね~。

 私自身の現在の年齢よりも若い30歳という年齢で自殺したことはショックです。
 兼業ではなく専門職として画家をしていたとはいえ、私の活動力では考えられないほどの量を、描き出しているのは恐れ入るばかりです。
 たくさん描くことで腕を上げつつ、体調を崩したなか、美というものを悩みに悩み抜いて死を選ぶ――。
 その選択を肯定するつもりはありませんが、そこまで思い詰めるほど表現ということを考え抜いたことがあるのか? 惰性で書いているだけじゃないかと自問しながら会場を後にしたのでした。

(関連サイト)
「佐伯祐三展」そごう美術館

(自己管理用スペース)
・今日の体重:78.9kg

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このページは、tamasunaが2008年6月18日 00:00に書いたブログ記事です。

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