通読:大帝の剣1

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■今日の見出し
・通読:大帝の剣1

(今日の一言)
 なんだか歯科医に行くのがワクワクです。
 最近の歯科医は麻酔をがっちり打ってくれるおかげで、痛みはさほどありませんから、歯科医の最近の設備をじろじろ眺めつつ、先生とアシさんたちの会話を覗く――他業種といえ、アシさんの動きは参考になります、なんとなく。
 子どもの頃は、体に悪影響が出るといけないということで、麻酔の使用が控えめだったので、あのときはたまらなかったなぁ。

■最近の通読

「大帝の剣1」天魔の章 天魔降臨編 妖魔復活編
著:夢枕獏/刊:角川書店・角川文庫/面白度:★★★☆☆/2002年11月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 大坂夏の陣の数年後の日本を舞台にした、おもしろければ、なんでもありの伝奇小説。

○そして、こう思う
 夢枕獏氏は二十代以上前の学科の先輩にあたるため、意識的に避けていた作家の一人です。
 卒論の指導教授がことあるごとに自慢話をしていたものでして(その教授が夢枕氏を学生として遇していたことがあったとは思えない年代)、それがなんとなく避けるような心持ちにさせてくれていた気がします。

 はじめて夢枕氏の作品を読んでみたわけですが……、改行の多さにびっくりです。
「夢枕獏もラノベ(ライトノベル)作家ですってば」という後輩さんの言葉に納得です。わたしゃ、同氏をハードSF作家だと勝手に思いこんでおりました。
 口述したのではないかと疑いつつも読んでいきますが、なかなか話が転がり出しません。いらいらしながら読み進めると、天満降臨編のおしまい辺りでようやく動き出します。
 消極的な登場人物ばかりで情勢が動かないのではなく、登場人物をやたら欲張っているおかげで、人物紹介ばかりで話が転がり出さないように見受けました。

○読んだ理由
 資料として。
 ちょっと文体を真似て書いてみたいと、小さじ一杯程度思ったりしたとか。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:75.2kg

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このページは、tamasunaが2007年4月13日 00:00に書いたブログ記事です。

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