通読:文蔵(2006.7)

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■今日の見出し
・通読:文蔵(2006.7)

(今日の一言)
 夏コミまであと1ヶ月……。
 やっぱりいつものペースだなぁ……。

■最近の通読
文蔵(2006.7)
「文蔵」2006年7月号
刊:PHP研究所・PHP文庫/満足度:★★★☆☆/2006年7月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 PHP研究所とつきあいのあるライター陣による小説、エッセイ集。
 今号の特集は〈大人のための「ファンタジー小説」〉。
 「ブレイブ・ストーリー」の宮部みゆき、「西の善き魔女」の荻原規子らのインタビュー記事に加え、(映画になった)欧米の古典紹介、書評家、書店員などによる大人も満足できるファンタジー小説の紹介がされています。
 そのほかには、神田昌典「フリーター五右衛門」が最終回。

○気になるフレーズ
(263頁)「プロを目指す文章術」第3回私小説って何だ?(著:三田誠広)
〈既存の作品のムードに酔って、ただそのムードを真似ただけの、ひとりよがりのものだ。わたしは(中略)カラファンタジーと読んでいる。これは、カラオケみたいなファンタジーという意味で、カラオケボックスで他人の下手な歌を聞かされるような感じがする〉

〈カラファンタジー〉という造語には思わず失笑してしまいました。
 ……が、私もしょせんは〈カラファンタジー〉レベル。下手するとそのレベルにもいってなかったりするわけでして。

○ここが素敵
 「フリーター五右衛門」。
 著者が著者だけに期待しないで読み続けていましたが、大団円に向かうにつれ、わくわく読ませていただけました。
 不覚にもちょっとだけ涙腺緩んだりしたり。

○そして、こう思う
 「文蔵」も今回で10号目。
 10号保てば、このまま突き進めるかな?

○読んだ理由
 惰性

(自己管理用スペース)
・今日の体重:75.4kg

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このページは、tamasunaが2006年7月11日 00:00に書いたブログ記事です。

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