通読:純白の梟

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■今日の見出し
・通読:純白の梟

(今日の一言)
 今朝の地震で積ん読タワーの一つが倒れました。
 半年以上前に買っておいた、本棚のガラス用の飛散防止シートもそろそろ貼らないとね。

■最近の通読
純白の梟
「純白の梟」女魔術師ポルガラ3
著:デイヴィッド・エディングス&リー・エディングス/訳:宇佐川晶子/刊:早川書房・ハヤカワ文庫/満足度:★★★★☆/2005年10月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 同著者の「ベルガリアード物語」の前史にあたる物語。女魔術師ポルガラを軸に、彼女とその母の過ごし、見てきたこの物語舞台の歴史が語られます。
 ですます調でも、だ・ある調でもなく、口語体の語り文体なのでのんびりと読み切ることができます。その口調に冗長性をかんじることもあるかもしれませんが、会話には冗長性が付き物でしょう?

○ここが素敵
 このシリーズは、日本語版最終巻タイトル「純白の梟」という語をもって、ポルガラ母娘の物語という解釈が可能だとアピールされています(原語版を邦訳にあたり3分冊している)。

○そして、こう思う
 母ポレドラの活躍具合は父ベルガラスが哀れなくらいです。母が娘に(ひそかに)助成していれば、父は娘にやりこめられ続けるものですなぁ。

○読んだ理由
 同著者の別シリーズの訳者後書き内で、このシリーズの存在が告げられてからどれだけの月日が流れたことでしょう。
 そう思えば、なにがあっても読むしかないのです。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:76.8kg

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このページは、tamasunaが2006年4月21日 00:00に書いたブログ記事です。

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