通読:運命の姉妹

| コメント(0)
■今日の見出し
・通読:運命の姉妹

(今日の一言)
 風呂をあがると、目が一気にかゆくなります。
 風呂に入ることで頭の血行が結構良くなって、ようやく花粉の刺激に反応するみたいです。
 そんなわけで風呂上がりは1時間くらいディスプレイ見るのもつらいです。

■最近の通読
運命の姉妹
「運命の姉妹」女魔術師ポルガラ1
著:デーヴィド・エディングス&リー・エディングス/訳:宇佐川晶子/刊:早川書房・ハヤカワ文庫FT/満足度:★★★★★/2005年10月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 一昔以上前に訳出された「ベルガリアード物語」「マロリオン物語」の重要キャラクターの一人「ポルガラ」の若かりし頃を語り風に描いたシリーズ。
 本書ではポルガラ幼少期~魔法修得期、妹ベルダラン(ベルガリアード物語主人公の先祖)などが扱われます。

○気になるフレーズ
(432頁~433頁)「第三部 ボー・ワキューン」
〈「わたしを? なぜわたしなんです?」
 どうして誰も彼も、そのせりふを口にするのかしら?〉


 「ベルガリアード物語」主人公が機会あるごとに口にする台詞です。
 平穏を求める/日常を尊いと思う人物こそ重責を担う資格があるという筆者の考えが現れているのかもしれませんね。

○ここが素敵
 エディングス作品の持つ暖かいうえに、ダイナミックな雰囲気が本巻にも満載です。しかし、ポルガラさんがこんなにはっちゃけたキャラクターだったとは……などと心地よく驚いてしまいました。

○そして、こう思う
 1997年のタムール記最終巻「天と地の戦い」以来、約10年ぶりの「魔術師ベルガラス」「女魔術師ポルガラ」という新シリーズ翻訳に喜ぶばかりです。
 この勢いで角川スニーカー文庫から別訳者で刊行された「エレニア記」も宇佐川さん訳でハヤカワ文庫FTから刊行されないかなぁ。

○読んだ理由
 古本屋に流れていたため。
 そうでなければ、魔術師ベルガラスの第1巻「銀狼の花嫁」を先に読んでいたはず。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:78.4kg

コメントする

上位サイト

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.04

このブログ記事について

このページは、tamasunaが2006年3月 7日 23:04に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「近況:鼻と徹夜人」です。

次のブログ記事は「近況:ぐりーん」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。