読書:髪 おしゃれの文化史2

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(今日の枕)

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■今日の読書
「髪 おしゃれの文化史2 春山行夫の博物誌3」著:春山行夫/刊:平凡社/資料度:★★★★☆/1989年2月(詳細情報/楽天ブックス利用/品切れ

○どんな本?

 著者が蒐集した古今東西の書籍から、髪にまつわる様々な知識をひもといた一冊です。
 1977~78年に平凡社から出されていた「おしゃれの文化史」の「ヘア・ファッション」「ヒゲ」をもとに、「日本の床屋」「理髪店の看板」を加筆したものだと後書きにあります。

 髪の色、禿頭、仮髪(カツラ)など豊富な話題は、驚きで一杯です。

○そして、こう思う

「二〇〇一年頃には、男性の七五パーセントはカツラを用いるだろう。そしてそれは禿頭をかくすためでなく、ファッション・アクセサリーとして用いるだろう。つまりそれらは個人的なプライド(自尊心)として重要になるだろう」『男性の髪型』誌(米国)
 と「仮髪」節の「将来の見通し」項で紹介されている米国の理髪師の予想です(孫引きになってしまいますが)。
 半世紀ほど前の予想ですが、ファッションについての予想は、やっぱり難しいものですね(笑)。

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このページは、tamasunaが2005年3月 6日 22:33に書いたブログ記事です。

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