通読:ライトノベル完全読本vol.3

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■今日の見出し
・通読:ライトノベル完全読本vol.3

(今日の一言)
 朝の通勤通学ラッシュの時間帯を外すと、電車の所要時間は短縮されるんですなぁ。
 身をもって体験した感じです。

■最近の通読

「ライトノベル完全読本」vol.3
著:日経キャラクターズ!編集部/刊:日経BP社・日経BPムック/資料度:★★★☆☆/2005年12月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 2005年刊行の本を中心にライトノベルについて論じた一冊。あらすじ集、著者インタビューなど。
 特集としてボーイズラブものが扱われており、アマゾンの同ジャンルを担当するバイヤーのインタビューなどが収められている。

○気になるフレーズ
(206頁)「極私的BL論 「男と男」に託されたもの」(著:小泉蜜)
〈本の中の世界では、「受け」は読者の望む〈女の役割〉を演じ、「攻め」はその「受け」を愛します。(中略)男性優位主義を刷り込まれた女性にとっては、女が〈女の役割〉を肯定してみせるよりも、男が肯定してみせてくれたほうが、断然効果的です〉

 ウーマンリヴからの影響まで軽く触れながら、こういった視点でボーイズラブもの(BLもの)が求められる背景が語られています。
 一読だけでは、受け入れにくい世界観なんですけれどね……。

○ここが素敵
 各作品とも、いかにもおもしろそうに紹介されています。
 でも、あらすじを見るだけでも、ある程度お腹いっぱいになるのは、物語欲担当の胃袋が小さくなったということかしら。

○そして、こう思う
 最近のライトノベルの流行を見るために昨年の今頃買った本ですが、こういうまとめ本もいいものですね。
 ふだん自分が触れないレーベル(ブランド)まで含められていて、出版社サイドで無料配布する目録とは違うベクトルで情報が得られますね。

○読んだ理由
 ゲームに反映させるための、ライトノベルの流行ジャンルの確認用。
 まぁ……飲み友達が少し書いたから類書ではなくこのシリーズを選んだわけですが。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:76.2kg

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このページは、tamasunaが2007年4月25日 00:00に書いたブログ記事です。

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