通読(コミック):なんて素敵にジャパネスク人妻編(4)

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■今日の見出し
・通読:なんて素敵にジャパネスク人妻編(4)

(今日の一言)
 「ともだちピカチュウ」に惹かれる昨今です。
ポケットモンスター 感情認識ともだちピカチュウポケットモンスター 感情認識ともだちピカチュウ
 これで手足が動いたり、歩き回ったりすれば、もうたまらんですよって。

■最近の通読
なんて素敵にジャパネスク人妻編(4)
「なんて素敵にジャパネスク 人妻編」4
著:山内直実 /氷室冴子/刊:白泉社・花とゆめcomics/満足度:★★★☆☆/2006年10月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 平安日本の世界にて、摂関家の姫君「瑠璃姫」が居候の「煌姫」を追い出すため、「帥の宮」とくっつけようと画策しました(前巻まで)。その策を利用して「瑠璃姫」に迫る「帥の宮」との対峙光景と、その後日譚が丁寧に描かれています。

○気になるフレーズ
(195頁)「なんて素敵にジャパネスク人妻編 その十八」
〈あたしが懐妊してた時のことを 考えて…?〉

 「帥の宮」のそら恐ろしさを「瑠璃姫」が再認識する場面の一言です。
 苦労してきてやっと花開いた「帥の宮」の朗らかさを「瑠璃姫」旦那の「高彬」に語らせ、読者をも誤誘導する気配をみせた後、姫に恐ろしさを気付かせる……。
 プラス=マイナス×マイナスという公式を考えれば、朗らかさの裏に暗さがたくさんあったとしても自然なわけですが、「帥の宮」のやりすぎた行為は実に嫌なものです。

○そして、こう思う
 各キャラのやりとりが丁寧に描かれているので、感情移入しやすく、のめり込んで読むことができます。
 しかし、瑠璃姫の破天荒なまでのパワフルな行動力は物語をぐいぐいと引っ張っていきますなぁ。裏からこそこそ蠢く影響力ではなく、自ら動くことによる影響力だからこそ、強い清潔感を私に感じさせるのでしょうなぁ。

○読んだ理由
 シリーズものとしての惰性、ゲーム資料

(自己管理用スペース)
・今日の体重:74.4kg

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このページは、tamasunaが2006年10月21日 00:00に書いたブログ記事です。

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