献血の思い出

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■今日の見出し
・今日の体重:80.6kg
・献血の思い出

(今日の枕)
 数年前に鶴見で落としたと思っていた献血手帳、図書館の利用券、トンカツ屋のスタンプ券、アニメイトのポイントカードなどが昔の財布から見つかりました。
 酒で酔った勢いで落としたと思っていたのですが、どうやら落とさないように別の財布に移しておいたようです……。

■献血の思い出
 約6年前。
 自動車免許更新のついでに県の試験場前に設けられた献血センターに足を踏み入れました。

 ちなみに注射針は大の苦手です。
 以前、市が手配してくれた健康診断も、採血が怖くて足を運べなかったくらいです。

 そんな私が献血。
 緊張は大きかったのでしょう。
 最低単位の400mlを抜かれた私は、「ショックで血色が悪いから」と休憩をとっていくよう指示を受けたのです。
 いくら針が怖いといっても、そんな指示を受けるほど恐怖が顔に出ていたのかとショックに追い打ちがかかります。

 30分ほど休んだ私は、思うわけです。
 献血をしようと思い立ったきっかけの出来事を。

 その日の電車で見かけた彼は、電車から降りる際に切符を落としていきました。彼の切符が電車の床に触れてから扉が閉まるまでに30秒はあったでしょう。
 それだけあれば、声をかけるのに十分だったはず。
 気恥ずかしさか、めんどくささか、私は声をかけることができませんでした。
 おそらく彼は、改札口で切符がないことで無用の時間を過ごしたことでしょう。
 そう思うと胸が暗い気持ちで一杯になります。

 そんな罪滅ぼしにと立ち寄った献血。

 その後、献血してはおりません。

 6年ぶりに献血手帳が見つかったのをきっかけに書いてみました。

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このページは、tamasunaが2005年4月11日 00:00に書いたブログ記事です。

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