同人誌と情報商材

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■今日の見出し
・同人誌と情報商材

(今日の枕)

 起床直後に体重を量ってみました。
  81.8kg 
 本年の目標体重65kgまで 16.8kg です。
 うーん、がんばろう。

■同人誌と情報商材

 どうやらネット界(<どんな世界だろう?)では、「情報商材」なるものがはやりのようです。
 自分の知っているノウハウを小冊子やPDFファイルにまとめて売るという商売です。小冊子は、ISBNコードをとらずに、独自販売で行うので印刷費・発送費・販促費を除いた販売利益がどばっと入ってウハウハっぽく思われるビジネスのようです。

 ふと思ったのですが、情報商材など新しい造語っぽい名前で呼ばれナウイ感じですが、どうにも似たようなものが昔からあったような気がいたします。

 まぁ、同人誌という存在です。

 仲間内で文芸作品や漫画を回し読みするために始まったこの文化活動は、コミックマーケットなどの巨大な仲間社会で大規模に取引されるまでになっています。
 現在では、文芸作品や漫画だけではなく、焼き肉屋情報や株取引の仕方まで様々なノウハウ系の話題を扱う同人誌も発行されています。
 別に「商い」として儲けることをメインにしているわけではなく、自らの知っている情報を広めたい、共有したいという思いで同人誌が編まれているのです。

 さて、情報商材。
 情報商材は、情報愛好家、情報マニアといった皆さんが、自分の知っていることをさらけ出したものです。「商い」という字が入っているので、作品意識よりも商品として儲ける意識が強いのでしょう。
 噂によれば「この情報でこの価格か?!」という印象のものも混ざっているようです。
 ふつうに本屋さんで売られている雑誌や本でもそんなことはあるわけです。同人誌ならばさらにその傾向が強いです。
 読み手に審美眼のようなものが求められているわけです。
 とはいえ、情報商材の多くは、同人誌よりも元手がかかっていない割に(一部偏見)、かなり利益が上乗せされています。同人誌はたいてい印刷費にイベント参加費を加えた程度で、万が一、利益が出たとしても自給換算すれば学生アルバイトよりも へなちょこな額になるものです。

 なんてことを思う晴れの日なのでした。

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このページは、tamasunaが2005年2月22日 21:58に書いたブログ記事です。

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