万引きはいかんなぁ。

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 近くのドラッグストアへのど飴を買いがてら散歩に夜行くと、パトカーが。
 化粧品の万引きが見つかったらしく、娘さんが泣きながら現場検証を受けていました。
 その横で、ルート営業マンが商品の検品をしていたり。
 泣くくらいならば万引きしなければいいのにね……というのは第三者からの立場。
 万引きは悪です。店からすれば見つけても見つけられてなくても不快です。万引きした人は、手に入れたところでそんなものを愛用するのでしょうか? その品物を見るたびに万引きを思い出すでしょう……となれば、ふつうは利用するわけがありません、何回か使用はするかもしれませんが。
 店に呼ばれた警官は、その店にかかりきりになり、ほかの業務へ向けられるはずのエネルギーが消費されます。つまり、万引きの相手をしている分、街の治安を守るというエネルギーが減るのです。
 その商品のメーカーはどうでしょう? 売ってしまった以上は、利益が手に入っているから問題ないでしょうか? そんなことはありません。その商品が盗られやすいということで取り扱いが減るおそれがあります。また、万引きする人は品性が劣っていますので、品性の低い人に使用されるブランドという評価が確立する事態にまで至るかもしれません。
 ということは、その商品の寿命、メーカーの寿命自体にも影響を与えかねないのです。
 こういった万引きを防ぐために、店、メーカーが対策を行えばコスト(費用)がかかります。すると、店、メーカーの利益が減り、いずれ商品価格にはねかえってくることになります。万引きしやすい商品だけはなく、その店、そのメーカーの商品全体の価格に上乗せされるのです。
 ……すると、価格が上がり買いにくくなり、万引きしたくなる可能性が再びあがる……えっ??

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このページは、tamasunaが2004年11月16日 00:00に書いたブログ記事です。

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