通読:人生は行動を待っている

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(今日の一言)
 昨日の記事は、久々にトラックバック・スパム5件。
 楽天広場トップの新着記事からお越しっぽい。
 スパム避けのため、不用意にテーマに投稿しない……というのも意味がなくなってきたかな。
 ……タイトルに「裏ワールド」なんて言葉が入っていたのが不用意だったかも(苦笑)。

■最近の通読
人生は行動を待っている
「人生は行動を待っている なすべきことから達成していく「建設的な生き方」」
著:デーヴィド・K.レイノルズ/訳:遠間美保子・小木晴代/刊:ワニの選書ベストセラーズ/満足度:★★★★☆/1998年7月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

「行動が人生を動かす」←今回の書物の加筆訂正・改題書
 今回の書は品切れ(絶版?)になってますので、気になる方は加筆訂正・改題書の「行動が人生を動かす」をどうぞ。
行動が人生を動かす

○どんな本?
 動くことこそが解決につながる第一歩、という一冊。
 感情をおさえつけるのではなく、上手にやり過ごしながら、すべきことをやっていきます。やるべきことから与えられる神経質的な迷いなどは、やらないかぎり解決につながることはありません。
 といった内容です。
 森田療法、内観といった考え方をもとにして編まれたCL内観法、建設的な生き方が紹介されています。

○気になるフレーズ
(79頁)
〈普段、パジャマをたたむ行動は、(中略)パジャマが夜中にしてくれていることへの感謝を示す行為でもあります〉

 自らの生かされている事実を見つめ直すことで、ものや、そのものを作ったり送り届けたり管理してくれてる存在によって、自らが生かされていることに気づき、自然と感謝の念がおこり、自らの生き方も変わってくるそうです。
 パジャマを丁寧に扱うということが、パジャマとその周辺の感謝にもつながるとは気づけませんでした。

(81頁)
〈問題を抱えている心の特徴は、反芻ととらわれです〉

 迷い決断できない自分を考えると、結局はこの2つ――反芻、とらわれだと痛感させられます。

(230頁)
〈自分を特別視することをあきらめ、許しを願い、不完全な自分に与え続けてくれるこの社会に借りを返すために、自分のできることをしていくのが、生きやすくなる正直な生き方です〉

(231頁)
〈人によく見られたいための謙虚さではなく、そのとき、その場に求められる謙虚さが現れます〉

○そして、こう思う
 あーだこーだ考え込んだり、やる気を出す方法を探すよりも、まず動け。
 動いている人にとっては当たり前の考え方を淡々と語ってくれる良書です。

 潜在意識万能主義、心理学ですべてがわかる、プロファイル万歳のような書物が氾濫しているなかで、こういった書物にあえると素敵です。

 さて、動こう。

○関連サイト
「CL教育研究会」

■別ブログ更新案内
「TRPG蛇行わき道」「GM2006チラシ到着」をUPしました。

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このページは、tamasunaが2005年12月14日 22:43に書いたブログ記事です。

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