通読:戦う司書と恋する爆弾

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■今日の見出し
・最近の通読:戦う司書と恋する爆弾

(今日の一言)
 NHKの動物番組「地球! ふしぎ大自然」がちょっとお気に入りです。タレントを呼んで経費を無駄遣いしていないところが、落ち着いた番組になっていて、のんびり見ることができます。

■今日の通読
戦う司書と恋する爆弾
「戦う司書と恋する爆弾」
著:山形石雄/刊:集英社集英社スーパーダッシュ文庫/満足度:★★★★☆/2005年9月(詳細情報 in 楽天ブックス利用

○どんな本?
 人の記憶が『本』と呼ばれる固形物になる架空世界を舞台とした、今を生きる少年と、過去に生きる少女の恋の物語。
 なお、表題の「司書」は『本』に関連する人々であって、いわゆる書物に関連する司書さんではないので、パワフルな人々です。

 「Role & roll(vol.15)}(刊:新紀元社/詳細情報 in 楽天ブックス)のライトノベル紹介コーナーでも扱われています。

○ここが素敵
 ご都合主義で登場人物を最後の最後で生き延びさせることもなく、しっかり死んだら死にっぱなしにしているところが素敵です。
 過去の少女が現在に生き返るものだと思っておりましたよ、いやはや。

○そして、こう思う
 ロースタートの物語なので、最初の80頁くらいは地味な感じで進んでいきます。
 ですが、主人公コリオ少年が一目惚れに気づく辺りから話は動きだし、一途な思いを楽しむことができます。

 しかし、最近のライトノベルはバブル期と違って、テキスト量も少なくないですなぁ。

○読んだ理由
 11月1日記事で紹介したとおり、東海大学文学部日本文学科出身者の作品ということで読んでみました。
 作家養成学科ではなく日本文学科から作家がまた一人出たということが嬉しいのですよ。

(自己管理用スペース)
・今日の体重:81.4kg

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このページは、tamasunaが2005年11月14日 22:32に書いたブログ記事です。

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